2020/9/19放送
世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
中学生の時のある夜のこと、私は眠れなくなってしまいました。小学生の時、友達と理科の実験室に忍び込み、化石の標本を盗み出したことを思い出したのです。どうしたら赦されるだろうか、もう盗んだ化石はありません。赦されない罪の呵責に心が押しつぶされてしまいました。私は自分の犯した罪に苦しみました。
旧約聖書のエレミヤ書2章19節にこのような神のことばが記されています。
「あなたの悪があなたを懲らしめ、あなたの背信があなたを責める。」
このことばは、神がユダ王国の人々に語られたことばです。このことばが語られた頃、ユダの国はバビロンによる侵略を受けていました。エルサレムは包囲され、ユダの王はバビロンの王に降伏したのでバビロンの王は彼を捕虜にしました。更にバビロンの王は神殿の財宝をことごとく奪いました。そしてエルサレムにいる貧しい民衆以外の位の高い者、職人たちを全て捕まえて自分の国へ強制連行をしたのです。
このような苦しみと辱めについて神は、 「あなたの悪があなたを懲らしめ、・・・あなたを責める。」と告げて、神を捨てることがいかに悪く苦いことかを知りなさい、と人々を諭しました。神は人々に、あなたの悪があなたを苦しめていることを知りなさい、そしてわたしのところに戻って来なさい、と言われたのです。
さて、私のことに話を戻します。自分の罪に苦しんでいた私は一つの聖書のみことばを思い出しました。それは新約聖書 ヨハネの手紙第一 1章9節のみことばでした。
「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」
そして私は自分の罪を言い表す祈りを捧げました。こうして私は自分の罪のためにイエスキリストが十字架にかかって死んでくださったこと、そしてキリストの十字架の死によって私の罪が赦されたことが分かったのです。
( PBA制作「世の光」 2020.9.19放送でのお話より )
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