♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■枯れたいちじくの木 / 羽鳥頼和

2018年09月15日 | Weblog
2018/8/11放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日はマルコの福音書11章12節から25節で語られている、エルサレムでイエスがなさったことについてお話しします。

 エルサレムに向かっている時、イエスは空腹を覚えられました。葉の茂ったいちぢくの木が見えたので、いちぢくの実を食べようと木に近づきましたが実がなっていませんでした。イエスはその木に向かって、「今後いつまでも、誰もお前の実を食べることが無いように。」と言われました。弟子たちは不思議に思いながらこのことばを聞いていました。その後イエスは神殿に入り、その中で商売をしている人たちを追い出されました。そして人々に教えて言われました。「わたしの家はあらゆる民の祈りの家と呼ばれる、と神は言われているではないか。それなのにお前たちはここを強盗の巣にしてしまった。」 神殿は世界の全ての人々の祈りの家なのです。そこが強盗の巣となってしまっていたのです。
 さて次の日の朝、通りがかりに弟子たちがあのいちぢくの木を見ると、それは根元から枯れてしまっていました。一晩の内に枯れてしまったのです。葉が茂っているが実がついていないいちじくの木はその頃のエルサレムの人々の状況を表しています。一見すると繁栄しているように見えるのですが、神を信じる信仰は人々にありませんでした。神殿は悪徳商売をする所、強盗の巣となってしまっていたのです。祈りの家である神殿で祈りが捧げられていなかったのです。そこでイエスは弟子たちに、信仰と祈りについて教えられました。「神を信じて祈りなさい。また祈る時、誰かに対し恨んでいるなら、まず赦しなさい。そうすれば神もあなたがたの過ちを赦してくださいます。」 神を信じて祈ることとそして人を赦してから神に祈ることをイエスは教えられました。

 現在の神の祈りの家はキリスト教会です。私たちはそこで神を信じて祈っています。

 明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2018.8.11放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする