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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■初代教会の姿 -2 / 板倉邦雄

2018年09月25日 | Weblog
2018/8/21放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「初代教会の姿-その2」と題してお話ししましょう。
 
 今週も先週に続いて初代のキリスト教会の姿をお話したいと思います。
 
 まず第一に、イエス・キリストの直弟子で「キリストの使徒」と呼ばれた人々が指導にあたっていたということです。ですから信徒全員に、神を敬い、神への畏敬の念が生じました。多くの奇跡としるしが使徒たちによって次から次へと行われていったからです。教会堂は無く、礼拝用の用具は揃ってはいませんでした。

 次に、信徒たちはみな一緒にいて一切のものを共有にし、資産や持ち物を売っては必要に応じてみんなの者に分け与えていた、とあります。この時は一切のものを共有しなくてはならない状況にありました。信徒になった人々は諸外国から祭のために巡礼に来ていた人々たちでした。エルサレムの都でペテロたちに会い、聖霊降臨という大事件に遭遇しました。そしてキリスト信徒になり、共同生活を始めたからです。自然災害で避難生活を強いられた状況を考えたらよいでしょうね。ですから共有財産生活は一時的なものだったのです。

 そして第三に、日々心を一つにして、絶えずエルサレム神殿へ宮詣でをなし、家ではパンを裂く聖餐を守り、食事を共にし、神を賛美し、すべての人に好意を持たれていたのです。そして、主なる神様は救われる者を日々仲間に加えてくださった、とあります。
 「心を一つにして」とありますが、人はみな心で考えること思うこと決断することは異なるでしょう。しかしそのような私たちの心が一つにしてとはどういうことでしょうか。それは天の父なる神への畏敬すなわち尊敬の念と主イエス・キリストへの信仰という点で一つになったのではないでしょうか。一つのパンを食べ、一つの杯から飲むということにおいて一つの心となりました。この一つの心から喜びと真心が流れて出て祈りとなり、他者への愛となり、神への賛美が生まれていったのです。このようなキリストの教会としてくださるように祈って行きたいものです。

  (PBA制作「世の光」2018.8.21放送でのお話より )

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