goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神はよくしてくださった / 福井 誠

2018年09月19日 | Weblog
2018/8/15放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「神はよくしてくださった」です。 出エジプト記1章20節から読んでみましょう。
神はこの助産婦たちによくしてくださった。それで、イスラエルの民はふえ、非常に強くなった。
                 (新改訳 第三版)

今日から出エジプト記です。創世記の終わりにはヨセフという人物が描かれていましたね。出エジプトの最初の章では、そのヨセフを知らない王がエジプトに現れた所から始まっています。一体それは実際の歴史ではいつ頃で、誰であったのか、聖書の研究者の間でも意見は分かれています。一つは、紀元前1450年頃のアメン・ホテプ2世の時代。もう一つは、紀元前1200年頃のラメセス2世の時代です。どちらとも決めがたく、250年の誤差はあるものの、だいたい紀元前1200年から1450年の間、エジプト史上では新王国時代の出来事でした。つまりエジプトと言えばピラミッドやスフィンクスのイメージを思い浮かべる人が多いと思いますが、出エジプトの出来事はあの歴史よりも更に1000年ほど新しい新王国時代の出来事であったということですね。

 さて、この新しい王は増え広がるイスラエル人を国外に追放せず、倉庫の町々を建設する奴隷にしようと考えました。また人口を抑制するため、男子のイスラエル人が生まれると即座に殺すことを命じています。しかし、神を恐れる二人の助産婦シフラとプアの知恵ある抵抗によって子どもたちのいのちは守られていきます。彼女たちは目に見えるエジプトの支配者よりも目に見えない天地万物の創造主であり支配者である神の方を恐れたのですね。人は目に見える権威を恐れ易いものです。しかし目に見えない、世のどんな権威にも勝る神の権威というものがあります。それを信仰の目ではっきり認められるかどうかが私たちの行動や生活の仕方に大きな違いをもたらすものですね。神はご自身を認め正しいことをする二人の助産婦に良くし、彼女たちの家を栄えさせたと言います。神を信じるなら当然神に期待すべきです。疑い深くだらだらと歩むよりは、本当に心から信じて神の祝福に与る者でありたいものですね。

(PBA制作「世の光」2018.8.15放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする