goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■向きを変えて / 板倉邦雄

2016年11月16日 | Weblog
2016/11/16放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「向きを変えて」という題でお話ししましょう。

「人生は繰り返すことはできない。しかしやり直すことはできる。」ということばがありますねえ。神の人モーセの執成し・仲介によりましてイスラエルの人々は神の赦しを得て、向きを変えて再出発を許されてたのです。ま、それにしても主なる神様のイスラエルの人々に対する慈しみ深さ、慈悲を感じるのは私だけでしょうか。

 それは神の人モーセのことばの中に見ることができるからです。
 「わたし(※神)は生きている。わたしの栄光は全世界に満ちている。わたしの栄光をイスラエルの人々は見た。わたしがエジプトの地と荒野で行なった数々のしるし・奇跡を見ながらわたしを十度も試みて、わたしの声に聞き従わなかった。彼らはわたしが先祖に約束した地を見ることはないだろう。また、わたしをあなどった人々も約束の地を見ないであろう。但し、わたしのしもカレブは違った心を持っていてわたしに完全に従ったので、わたしは彼が探索に言ってきた地に彼を導き入れるであろう。カレブの子孫はその地を所有するに至るであろう。」(民数記 14章21節~24節参照)

 そういえば探索隊の殆どの人々がモーセに悪い報告をして人々の心をくじいてしまい、落胆させてしまいました。しかしカレブだけはモーセの前で、「私たちはすぐに上って攻め取りましょう。私たちは必ず勝つことができます。」(民数記 13章30節参照)と進言しましたねえ。

 そして主なる神様は指導者モーセにこう言われました。
 「谷には巨人や先住民たちが城壁の町に住んでいるから、あなたがたは明日、向きを変えて紅海の道を荒野に進みなさい。」(民数記 14章25節参照)

 本来ならばエジプト脱出に際し、数々の主なる神様の救出と恵みを味わいながら十度も神様に挑戦し、あなどった人々は即座にこの場で打ち滅ぼされても文句は言えなかったのです。しかし神の人モーセの執成しによりまして罪を赦され、荒野の40年の旅路を許していただきました。私たちの荒野の人生も同じです。私たちと共にいて執成しの祈りをしてくださる人、何よりも主なる神様と共に向きを変えて再出発いたしましょう
 
  (PBA制作「世の光」2016.11.16放送でのお話より )

***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする