goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■きよさを求める人生の祝福 / 岩井基雄

2016年11月04日 | Weblog
2016/11/4放送

 世の光の時間です。お変わりありません? 岩井基雄です。
 今日は、旧約聖書の詩篇101篇の前半から「きよさを求める人生の祝福」と題して、神様の愛と真実に生かされる人生の幸いを共に考えてみましょう。

 先月は、不誠実な私たちにも真実で恵み豊かな神様に心から感謝することによって、受ける祝福について学びました。今日は、主と共に歩む人生の恵みを歌うダビデの心に思いを向け、どのように自分の人生や心を整えていけば良いのかということを一緒に考えてみましょう。

 詩篇101篇2節から4節をお読みします。
 「私は、全き道に心を留めます。いつ、あなたは私のところに来てくださいますか。私は、正しい心で、自分の家の中を歩みます。私は、全き道に心を留めます。いつ、あなたは私のところに来てくださいますか。私は、正しい心で、自分の家の中を歩みます。私の目の前に卑しいことを置きません。私は曲がったわざを憎みます。それは私にまといつきません。曲がった心は私から離れて行きます。私は悪を知ろうともしません。」     旧約聖書 詩篇101篇2節から4節

 私たちの心には常に葛藤があります。悪しきことを行おうとする誘惑と、悪を止め正しいことを行いたいという思いが戦っているのです。シモーユ(シモーヌ)・ヴェイユという哲学者は『重力と恩寵』という本の中で、人間の心の中でまるで重力のように働く傾向がある罪とそれを変える神様の恵みと恩寵について語っています。私たちの心の罪はそのままではまっさかさまに堕落への道へ堕ちていってしまいます。私たちの罪深さは決してあなどってはならないのです。罪は私たちの人生や家族にも多くの影響を与えます。私たちの心にはきよさや正しさを求める渇きがありますが、その歩みを貫こうとする戦いは決して簡単ではありませんね。しかし真の愛である神様と共に私たちが歩む時、私たちは正しさやきよさを求めていく力が与えられていくのです。なぜならば、きよい神様が私たちと共にいてくださるからです。そして神様は私たちの罪を赦し、私たちを内側から造り変え、曲がった心やわざが私たちから離れていくような歩みと祝福を私たちの人生に与えてくださるのです。あなたも創造主である神様を心から賛美し、喜びと輝きの人生を歩み出しませんか? 神様の愛の中であなたの人生はきよさへと造り変えられていくのです。

  (PBA制作「世の光」2016.11.4放送でのお話しより)

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする