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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神のいつくしみときびしさ / 羽鳥頼和

2016年11月19日 | Weblog
2016/11/19放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は神の慈しみと厳しさについて新約聖書ローマ人への手紙11章からお話しします。
 11章はイスラエルと異邦人に対する神の救いの計画を教えています。その中に神の民であるイスラエルをオリーブの木に喩えた話があります。こんな話です。

 初めイスラエルは良い木として根を張り、枝を張りました。しかし彼らは神に対して不信仰となり、その枝が切り落とされてしまいました。そして別の野生の木の枝である異邦人がそのオリーブの木に接木されたのです。

 このオリーブの木の喩え話は、神の救いがまずイスラエルに与えられ、イスラエルが不信仰になったために神の救いが異邦人にも与えられるようになったことを教えています。イスラエルの救いがなくなった訳ではありません。イスラエルも再び神を信じるなら救いを受けることができるということもこの喩え話は教えています。イスラエルが不信仰のために神によって切り落とされたことは、神の厳しさが表わされた時でした。そして異邦人が救われる所に神の慈しみが表わされたのです。

 こうして聖書が語ります。
 「見てごらんなさい。神のいつくしみときびしさを。倒れた者の上にあるのは、きびしさです。あなたの上にあるのは、神のいつくしみです。ただし、あなたがそのいつくしみの中にとどまっていればであって、そうでなければ、あなたも切り落とされるのです。
    新約聖書 ローマ人への手紙11章22節

 聖書は異邦人にも注意しています。「高ぶらないで、かえって恐れなさい。」(ローマ 11章20節) もし不信仰になってしまうなら、異邦人も神の厳しさの中に置かれるのです。今もすべての人の上に神の慈しみと厳しさがあります。神はすべての人がその慈しみの中にとどまることを願っておられます。神の慈しみの中にとどまるとは、神が人を救い主イエス・キリストによって救われたことを信じ続けるということです。神の慈しみの中にとどまりましょう。

 明日は日曜日です。慈しみ深い神を知るために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.11.19放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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