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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■感謝しよう / 関根弘興

2016年11月28日 | Weblog
2016/11/28放送


 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
 今日も聖書のことばを紹介いたしましょう。
 新約聖書 エペソ人への手紙5章20節
 「いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。

 キリスト教会の特徴の一つは、たくさんの賛美を捧げるということです。そしてもう一つは、「感謝」ということばをよく用いることだと思うんですねえ。

 パウロは「すべてのことについて・・・感謝しなさい。」と記しています。でもこれはなかなか実行することが難しいですよねえ。良いことを感謝することはできますが、そうでないことはなかなか感謝などできません。でもパウロはそれでもなお敢えて、「すべてのことについて・・・感謝しなさい。」というのです。実はここに人生の大切な生きていくための秘訣があるように思うんですねえ。

 ローマ人への手紙8章28節には、
 「神を愛する人々、・・・のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださる
 と約束されています。困難や失敗や悲しみがあっても、神様はそのことすらも益としてくださると約束しているんです。もちろん、その事が分からなくて辛い状態や悩みを抱えている状態の中にあるときがありますよ。でも、もし神様がすべてのことを働かせて益としてくださると約束してくださっているなら、その約束のゆえに勇気をもって神様に感謝のことばを出すことができるのではないでしょうか。

 でもこれは生活の中で実際に行なってみないと分りませんよね。「感謝します」と言うことが難しい中で思いっきり、「神様。感謝します。」と告白してみてください。もちろん私たちは神様の前に正直に自分の心を注ぎだし、時には涙を流して「神様、どうしてですか?」と疑問をぶつけることもあります。深い悲しみの中で、初めから感謝などできないかもしれません。だから自由に神様の前に自分の心を注ぎ出してください。それをしないでただ口先だけで感謝してればいいのだということでありません。まずありのままの自分の姿を神様に出しながら、そして聖書が語る約束、神を愛する人々のために神はすべてのことを益としてくださるという、そのことばを信頼し、一歩踏み出すのです。すべて主の御手にあること信じ、敢えて感謝を捧げていくのです。さあ、賛美と感謝の唇を携えてこの一日も歩んで行きましょう。

(PBA制作「世の光」2016.11.28放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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