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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■旅立ちの前に  /  板倉邦雄

2015年01月07日 | Weblog
2015/1/7放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「旅立ちの前に」という題でお話ししましょう。

 「いい日旅立ち」という歌がありました。確か山口百恵という歌手が歌っていました。モーセも神様からの召命、ま、英語ではコーリングcallingと言いますが、呼び出しを受けてエジプトへ帰ることになります。

 さてモーセはシナイ山から妻チッポラの義父エテロの所へ帰りました。そして義父エテロにお願いします。「お父さん、どうか私をエジプトにいる身内の者の所へ帰らせてください。身内の者たちがまだ生きながらへ元気かどうか見に行きたいのです。」 

 義父エテロはモーセに言いました。「安心して行ってきなさい。」

 モーセ40歳の時、命を狙われましてエジプトから逃亡し、ミデヤンのエテロ家の花婿になりました。羊飼いとなって家族と共にシナイ島を巡りました。あれから40年、モーセは80歳になっていました。40年前の殺気立った近寄りがたいモーセから白髪と髭を蓄えた柔和な好々爺っちゃまになったモーセを想像できるでしょうか。

 エジプト王子としての40年がモーセに必要であったように、ミデヤンの地で羊飼いをしながらシナイ半島を羊牧する40年も重要な年月だったのです。モーセの人間性としての成長のためにも、またこれからエジプトを脱出した神の民を羊のようにシナイ半島を始め40年荒野を導いていくために必要でした。どこに水があり、どこに危険な場所があるか、どこに緑があるか、40年の羊牧生活はその準備となったのです。

 「人に歴史あり」と言われます。人それぞれの歴史があります。主なる神様は個性的に関わりを持っています。ですから、無駄な人生の歴史を歩ませることはありません。いい日旅立ちのためにはすべての道で主なる神様の導きと配材を認めることです。そうすれば主なる神はあなたの道をまっすぐに整えてくださるでしょう。

 聖書のことばです。
 「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。
                   ローマ人への手紙 8章28節

 (PBA制作「世の光」2015.1.7放送でのお話より )

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