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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■再会 / 板倉邦雄

2015年01月21日 | Weblog
2015/1/21放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「再会」という題でお話ししましょう。

 論語に、「友あり。遠方より来る。また楽しからずや。」とあります。学問が上達すると未知の友などが遠方から訪れてきて教えを請うことがある、それは楽しいことではないか、という意味です。ところで、40年も会えなかった兄弟が遠方から会うためにやってきたらどんなに楽しく嬉しく喜びでしょう。

 さて主なる神はアロンに言われました。「荒野へ出て行って弟モーセに会いなさい。兄アロンは旅支度をしてシナイ山へ向かいました。そして弟モーセに会い、二人は抱き合い再会を喜んだのです(出エジプト記 4章27節)。涙に暮れる二人を夕日が包み込んでいたことでしょう。人は会えなくなって初めて知るのでしょうか、相手がどんなに自分にとって必要な存在だったかを。

 さて、弟モーセは自分をエジプトへ遣わそうとする主なる神のすべてのことばとすべての不思議なしるしを兄に告げたのです(出エジプト記 4章28節)。「兄さん、この山で燃え続ける柴の中に主なる神の使いが現れて、自分をエジプトにいる神の民に遣わし、神の民を奴隷の苦役から解放し、約束の地に導き登るように言われたんです。エジプトへ行くことを固辞したら私の持ってる杖が蛇になったり、私の手が悪性の皮膚病になったりもしてびっくり。それでも自分の口は重くてことばの人ではないので、他の人を遣わして欲しいと言ったら、兄さんがやって来るので兄さんが語る人になるから大丈夫と言われたのです。」 

  そこでモーセとアロンの兄弟はエジプトへ下って行って、イスラエルの人々の長老たちをみな集めました。二人は長老たちの前で、ことばの人であるアロンは主なる神様が弟モーセに語られたことばとしるしをことごとく告げました。またモーセは人々の前で不思議なしるしを行なったので、人々はモーセを信じたのです。(出エジプト記 4章29~31節)

 人々は、主なる神様が自分たちを心に懸けてくださり自分たちの苦しみを見ておられお忘れになっていないことを聞いて喜び、心から主なる神に伏して礼拝しました。さて主なる神様を信じ合う兄弟の再会は神の民である家族との再会をもたらし、主なる神様への心からの礼拝となって行きました。人との繋がりは天の神様への繋がりとなるのです。

 (PBA制作「世の光」2015.1.21放送でのお話より )

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