2015/1/5放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日から数回に渡って、イエス様に従っていった弟子たちの姿を通してお互いの人生を考えていきたいんです。
最初に紹介する弟子はペテロです。大変有名な弟子の一人ですね。実は新約聖書にはペテロはいろいろな呼び方で紹介されています。ペテロの本名はバル・ヨナ・シモンと言います。ではこのバル・ヨナ・シモンがペテロと呼ばれるようになったきっかけは何だったのでしょう。
このシモンにはアンデレという兄弟がいました。このアンデレがまず最初にイエス様と出会うんですね。その後アンデレはシモンの所に行って、「私たちはキリストに出会いました!」と告げるんです。そしてシモンをイエス様のもとに連れて行ったんです。するとイエス様はシモンに「あなたはヨハネの子シモンです。あなたをケパ(訳すとペテロ)と呼ぶことにします。」(ヨハネ 1章42節)と言われたんです。
ケパとはアラム語で岩という意味です。このケパをギリシャ語に訳すとペテロとなるんですねえ。つまりペテロというのはイエス様がシモンにつけられたニックネームのようなものなんです。岩とあだ名されることは岩のように動かされることのない者とか、しっかりとした土台そのもののような存在という意味にも取れますねえ。何があっても動じることのない、とても力強い頼りがいのあるニックネームです。
でも、ペテロは本当に岩と呼ばれるような者だったのでしょうか。何があっても動じることのない者だったでしょうか。どうも聖書を読むと違うようですね。なぜならペテロは後にイエス様を三度も否定してしまうような大失敗をしてしまうんです。
それではイエス様はなぜペテロと呼ばれたのでしょう。イエス様がある時弟子たちにこんな質問されたことがありました。「人々はわたしを誰だと言っていますか?」( マタイ 16章13節参照) こういう質問です。するとペテロがこう答えました。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」 (マタイ 16章16節) こう答えたんですね。するとイエス様は「わたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。」 (マタイ 16章18節)と言われたのです。イエス様は、「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と告白したペテロに、「あなたを岩と呼ぼう」とここでも言われたんですね。それはいろんな失敗がある、挫折はあるけども、ペテロが後に教会のリーダーとなることをイエス様は見通しておられました。そして、あなたは神の御子キリストです、という告白こそは教会をそしてあなたの人生そのものを立て上げていく築いていく大切な大切な土台の岩となることを教えているんですね。あなたもこの告白に生きて行きませんか?
(PBA制作「世の光」2015.1.5放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日から数回に渡って、イエス様に従っていった弟子たちの姿を通してお互いの人生を考えていきたいんです。
最初に紹介する弟子はペテロです。大変有名な弟子の一人ですね。実は新約聖書にはペテロはいろいろな呼び方で紹介されています。ペテロの本名はバル・ヨナ・シモンと言います。ではこのバル・ヨナ・シモンがペテロと呼ばれるようになったきっかけは何だったのでしょう。
このシモンにはアンデレという兄弟がいました。このアンデレがまず最初にイエス様と出会うんですね。その後アンデレはシモンの所に行って、「私たちはキリストに出会いました!」と告げるんです。そしてシモンをイエス様のもとに連れて行ったんです。するとイエス様はシモンに「あなたはヨハネの子シモンです。あなたをケパ(訳すとペテロ)と呼ぶことにします。」(ヨハネ 1章42節)と言われたんです。
ケパとはアラム語で岩という意味です。このケパをギリシャ語に訳すとペテロとなるんですねえ。つまりペテロというのはイエス様がシモンにつけられたニックネームのようなものなんです。岩とあだ名されることは岩のように動かされることのない者とか、しっかりとした土台そのもののような存在という意味にも取れますねえ。何があっても動じることのない、とても力強い頼りがいのあるニックネームです。
でも、ペテロは本当に岩と呼ばれるような者だったのでしょうか。何があっても動じることのない者だったでしょうか。どうも聖書を読むと違うようですね。なぜならペテロは後にイエス様を三度も否定してしまうような大失敗をしてしまうんです。
それではイエス様はなぜペテロと呼ばれたのでしょう。イエス様がある時弟子たちにこんな質問されたことがありました。「人々はわたしを誰だと言っていますか?」( マタイ 16章13節参照) こういう質問です。するとペテロがこう答えました。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」 (マタイ 16章16節) こう答えたんですね。するとイエス様は「わたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。」 (マタイ 16章18節)と言われたのです。イエス様は、「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と告白したペテロに、「あなたを岩と呼ぼう」とここでも言われたんですね。それはいろんな失敗がある、挫折はあるけども、ペテロが後に教会のリーダーとなることをイエス様は見通しておられました。そして、あなたは神の御子キリストです、という告白こそは教会をそしてあなたの人生そのものを立て上げていく築いていく大切な大切な土台の岩となることを教えているんですね。あなたもこの告白に生きて行きませんか?
(PBA制作「世の光」2015.1.5放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。