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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■全焼のいけにえと十字架のキリスト / 羽鳥頼和

2015年01月17日 | Weblog
2015/1/17放送


 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。旧約聖書のレビ記の初め1章には全焼のいけにえについての教えがあります。全焼のいけにえとは、そのいけにえを全部焼いてしまうところからこのように呼ばれるのです。神はイスラエルの指導者であったモーセにこのいけにえのことを大切な教えとして丁寧に命じられました。

 まず、いけにえとして下げる動物は傷のないものでなければなりませんでした。そして全焼のいけにえのささげ方はこうでした。いけにえをささげる本人がまずいけにえの動物の上に手を置きます。これはその人の罪がその動物に負わされることを意味していました。こうしてこのいけにえはその人の身代わりとなるのです。次に、捧げる人がいけにえを殺します。その後、祭司がいけにえの血をいけにえを焼く祭壇の周りに注ぎます。そしていけにえの皮を剥ぎ、各部位に切り分け、内臓と足は水で洗い、これらを全部祭壇で焼くのです。

 いけにえの血はその人を贖い救うことができました。いけにえとは神が定められた人を救う方法なのです。しかし一匹の動物のいけにえが有効なのは一つの罪に対してですから、いけにえは毎日ささげなければなりませんでした。このようないけにえの制度は私たちとは関係のないもののように思われます。しかしイエス・キリストについて語られている新約聖書によって、このいけにえの制度が私たちにも救いを与える方法であることが分るのです。

 新約聖書のヘブル人への手紙にはイエス・キリストが完全な全焼のいけにえであると教えています。キリストは罪のない完全ないけにえとして全ての人の罪のためにご自分を十字架にささげられました。キリストは十字架でただ一度ご自分をささげることによって全ての人に救いの道を開いたのです。(ヘブル 7章27節、9章12節、10章10節、10章14節参照)
 十字架刑は残酷なものです。しかし、キリストの十字架の贖いによってしか私たちの罪が赦されることはないのです。救いの道は開かれています。私たちがするべきことはキリストの十字架の贖いを信じることです。神は信じた者の罪を赦し、救う、と約束してくださっています。(ヘブル 10章18-20節参照)

 明日は日曜日です。救いを得るためにぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。
 (PBA制作「世の光」 2015.1.17放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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