2014/10/13放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今日も世界中の多くの人に愛されている旧約聖書の詩篇23篇からお話をさせていだきたいと思います。前回は羊飼いなる神様は私たちを養ってくださる方だということを学びましたね。今日は3節のことばを紹介いたしましょう。
「主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。」
このように書かれています。この羊飼いは私たちの魂を生き返らせてくださると約束してくださっているんですねえ。人は衣食住があれば生きることはできます。でも衣食住が足りればそれで済むかというと、そんな簡単ではありませんね。それだけでは本当に生きているとは言えません。
では「魂を生き返らせる」とは一体どういうことでしょう。人の生活を規定しているのはその人の内にあることばです。その人の内にあることばが一人ひとりの人生観や世界観や価値観を定めていく訳ですねえ。
どう言うことかと言いますと、私たちは生まれた直後から様々な語りかけを受けながら成長してきました。そしていろんな評価というものを受けてきた訳です。そういうことを通して私たちは価値観や人生観を築いていく訳ですね。そして人はいろいろなことばを心に受け入れていく中で、あるときにはそのことばによって束縛を受け、自由を失い、本来の自分らしさも失ってしまうということもあります。ですからどのようなことばを受け入れ、どのようなことばに信頼して生きていくかということは私たちの人生を生かす大切な問題なんです。
聖書は何と言っているのでしょう。聖書は、「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによって生きる」(マタイ4章4節参照)と教えているんです。人が生きるということはそれは衣食住だけではなくて神様のことばを受け入れて生きるのだと聖書は教えています。人が人として本来あるべき姿で生きるためには、変わることのないことば、神様が与えてくださる語りかけてくださることばを心の真ん中に据えて、そのことばによって生きていくことが必要なんですよと教えているんです。神様は私たちにどんなふうに語りかけてくださっているのでしょう。神様は、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ書 43章4節)と語っています。「わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(ヘブル 13章5節参照)と語り続けているんです。人生はどんなことばによって支配されているかによって変わります。私たちの羊飼いである主は、私たちに愛のことばを、励ましの慰めの希望のことばを、知恵のことばを、戒めのことばを語りかけ、私たちの魂を生き返らせ、正しい道へと導いてくださるお方なのです。
(PBA制作「世の光」2014.10.13放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今日も世界中の多くの人に愛されている旧約聖書の詩篇23篇からお話をさせていだきたいと思います。前回は羊飼いなる神様は私たちを養ってくださる方だということを学びましたね。今日は3節のことばを紹介いたしましょう。
「主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。」
このように書かれています。この羊飼いは私たちの魂を生き返らせてくださると約束してくださっているんですねえ。人は衣食住があれば生きることはできます。でも衣食住が足りればそれで済むかというと、そんな簡単ではありませんね。それだけでは本当に生きているとは言えません。
では「魂を生き返らせる」とは一体どういうことでしょう。人の生活を規定しているのはその人の内にあることばです。その人の内にあることばが一人ひとりの人生観や世界観や価値観を定めていく訳ですねえ。
どう言うことかと言いますと、私たちは生まれた直後から様々な語りかけを受けながら成長してきました。そしていろんな評価というものを受けてきた訳です。そういうことを通して私たちは価値観や人生観を築いていく訳ですね。そして人はいろいろなことばを心に受け入れていく中で、あるときにはそのことばによって束縛を受け、自由を失い、本来の自分らしさも失ってしまうということもあります。ですからどのようなことばを受け入れ、どのようなことばに信頼して生きていくかということは私たちの人生を生かす大切な問題なんです。
聖書は何と言っているのでしょう。聖書は、「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによって生きる」(マタイ4章4節参照)と教えているんです。人が生きるということはそれは衣食住だけではなくて神様のことばを受け入れて生きるのだと聖書は教えています。人が人として本来あるべき姿で生きるためには、変わることのないことば、神様が与えてくださる語りかけてくださることばを心の真ん中に据えて、そのことばによって生きていくことが必要なんですよと教えているんです。神様は私たちにどんなふうに語りかけてくださっているのでしょう。神様は、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ書 43章4節)と語っています。「わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」(ヘブル 13章5節参照)と語り続けているんです。人生はどんなことばによって支配されているかによって変わります。私たちの羊飼いである主は、私たちに愛のことばを、励ましの慰めの希望のことばを、知恵のことばを、戒めのことばを語りかけ、私たちの魂を生き返らせ、正しい道へと導いてくださるお方なのです。
(PBA制作「世の光」2014.10.13放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。