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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神を恐れる助産婦 / 板倉邦雄

2014年10月08日 | Weblog
2014/10/8放送



 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「神を恐れる助産婦」という題でお話ししましょう。

 私の母は助産婦の助けによって4人の子どもを産むことができました。私は実家の物置の離れで助産婦の手で取り上げられたと聞きました。

 さてエジプト王様のイスラエル民族に対する政策はますますエスカレートして行きました。とうとう王様は、シフラとプアというヘブル人の助産婦に密かに命じたのです。「ヘブル人の男の子は生まれたらすぐ殺し、女の子だけ生かしておくように。」 ところが助産婦たちは神様を恐れていましたので、王様の命令に従わないで男の子を生かしておきました。

 その事を知ると王様は二人を呼びつけ問い詰めました。「お前たちは男の子を生かしておくそうだな。なぜわしの命令にそむいた?」 

「陛下は御存知ないでしょうが、ヘブル人の女をとても丈夫で、簡単に赤ん坊を産んでしまうのです。私たちが駆けつけた時にはもう産まれてしまっているのでございます。エジプトの女と違って出産に手間取らないのですよ。」 

 神様は助産婦たちによくされたのでイスラエル人は更に増え続け、強大な国民になりました。神様を畏れ敬う助産婦たちも子どもに恵まれていきました。「人を恐れると罠にかかる。しかし神を信頼する者は守られる。」という聖書のことばは真実ですえね。二人の助産婦は権力者のエジプト王様を恐れませんでした。地上の王様よりも王様を支配している天の神様を恐れ信頼したのです。なかなかできない決断ですし、王様のきつい問いにも知恵深い答えもなかなか出て来るものではありません。しかし神様を恐れ信頼する人には勇気と知恵が与えられてゆくのです。

 助産婦もあてにならぬと分かった王様は全国民に命じました。「以後ヘブル人の赤ん坊は女の子だけ残して男の子はみなナイル川へ投げ込め。」 王様のイスラエル人の人口増加削減政策は全国的になっていくのです。さあ、これからどうなっていくのでしょうか。

 (PBA制作「世の光」2014.10.8放送でのお話より )

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