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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神が共におられる / 板倉邦雄

2014年01月29日 | Weblog
 2014/1/29放送

世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。 今日は、「神が共におられる」という題でお話ししましょう。神様が共にいてくださることが私達にとってどんなに幸いであるかを見ることにしましょう。

 さて、兄弟たちに銀貨20枚で売り飛ばされたヨセフはエジプトにやってきました。奴隷市場に立った17歳の青年ヨセフはエジプトの王様パロに仕える役人で侍衛長ポテパルの目に留まります。ポテパルはヨセフを買い取りました。聖書の創世記の記者は、青年ヨセフがポテパルに買い取られたことは幸運だった、と記しています。それは主なる神がヨセフと共におられたからだ、と解説しているのです。奴隷として買い取られた現実が幸運だったとは一体誰が思うでしょう。本人はもちろんですが周りの人々の誰もが「ふーん」と思うでしょうねえ。しかしながら青年ヨセフを奴隷として買い取った主人ポテパルは違った見方をしていたようです。主人ポテパルの目には主という名の神が青年ヨセフと共におられることと主という名の神様が青年ヨセフの手のすることをすべて栄えさせるのを見たのです。主人に対してヨセフは忠実にお仕えしたのでしょうね。そこで青年ヨセフは主人ポテパルの前で恵みを得、おそば近くに仕えることを許されました。主人は家の全管理と全財産をヨセフに委ねたのです。いかにヨセフが信頼されていたかが分りますねえ。

 神がヨセフと共におられるということはヨセフのゆえにヨセフの主人の家にも神が共にいてくださることを意味していました。主、神の恵みは主人の家と畑とにあるすべての持ち物に及んだ、と記されています。主なる神様が私たちと共にてくださるとは何と幸いなことでしょう。若きヨセフは異国での奴隷という身分でしたが、そのような困難の中で全知全能の摂理の神、チャンスを与えてくださる神を信じて、黙々と働いたのです。すると神様の恵みと祝福はヨセフはもちろんですがヨセフを通して異教のご主人の家、田畑、持ち物に及んで行きました。

 私たちも主なる神様を仰ぎ信じることによって神が共にてくださいますように。そして私たちを通して周りの人々も祝福されていきますように。

(PBA制作「世の光」2014.1.29放送でのお話より )

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