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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■どうかもう一年待ってください 2 / 大嶋重徳

2014年01月14日 | Weblog
2014/1/14放送

世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。

 新しい年が始まっています。ぶどう園と無花果(いちじく)の喩えがルカの福音書13章に出て参ります。ぶどう園の中になかなか実を実らせない無花果の木があり、ぶどう園の主人はその無花果を見て怒り、「土地をふさいでいるだけだ。切り倒してしまいなさい。」と、ぶどう園の番人に言いつけます。しかしぶどう園の番人がここで言います。「どうかもう1年待ってください。私が1年かけて耕し、肥やしをやりますから。」 このぶどう園の番人はイエス様です。

 私たちの昨年1年の歩みを振り返りますと、土地をふさいだだけだったなあと思う時があります。自分でも、「自分の人生はだめだった。」、そう自分で自分を切り倒したくなるような人生であるように思う時があります。しかしこの番人が実のならない無花果の木を諦めないように、イエス様は私たちを諦められないのです。必ず実を実らせるはずだ、と見つめていてくださるのです。

 愛するということは諦めない、ということではないでしょうか。私たちは自分を諦めない存在がいるときに、それでもなお生きていけると思うのです。自分で自分を信じることができないようなことが起こることがあります。誰かの信頼をも失って、誰からも諦められているような気持ちになる時があります。しかしたとえ人が自分を諦めてしまおうとも、自分が自分で諦めてしまうようなことがあったとしても、イエス様はあなたを諦めないのです。

 イエス様は十字架の上でこう祈られました。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ 23章34節)  自分で何をしているのか分からない、それは自分の人生に混乱し、自分の人生を駄目だと決めつけようとしている私たちの姿です。しかしイエス様はこの新しい年、あなたの人生に新たな実が実る日が必ず来る、ともう既にあなたの人生の周りを耕し始めてくださっているのです。

 あなたの人生の中の固い岩のようなものを取り除く必要があるかもしれません。さらにあなたの人生を豊かにするために、イエス様のみことばの肥料が必要です。このあなたを諦めない方の愛のことばがあなたの町の教会にあります。この諦めない愛を受け取りに教会に言ってみてはいかがでしょうか。
 
 ( PBA制作「世の光」2014.1.14放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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