♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主はみこころにかなうことをする / 福井 誠

2014年01月09日 | Weblog
2014/1/9放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主は御心にかなうことをする」です。それでは第2サムエル記の10章12節から読んでみましょう。

 「強くあれ。われわれの民のため、われわれの神の町々のために全力を尽くそう。主はみこころにかなうことをされる。

 イスラエルの近隣の民族アモン人の王が死に、世代交代が起こりました。ダビデはこれまでの友好関係を確認し強めようとして、自分の家来を派遣しお悔やみを伝えたのです。ところがアモン人の新しい王様はダビデの使者を侮辱し、更には近隣の王に呼びかけ戦闘態勢に入りました。これはイスラエルにとっては困った事態でした。というのも、この戦いの勝ち目は5分5分で、決して容易な戦いではなかったからです。イスラエルの将軍ヨアブは戦略を練って言いました。
 「強くあれ。われわれの民のため、われわれの神の町々のために全力を尽くそう。主はみこころにかなうことをされる。

 ヨブはイスラエルに奮い立つように呼びかけ、戦いに臨み、勝利するのです。

 この戦いはイスラエルにとって非常に重要な結果をもたらすことになります。イスラエルは敵の同盟軍を打ち破り、アモン人のみならず、その同盟国家を属国にすることができました。つまり、イスラエルは東と北の強力なアラム諸国を従属させ、エジプトとアラビアとシリアの地とを結ぶメインストリートの支配権を獲得したのです。まさに中東の政治的な覇権と経済的な利権を手中にしたのですね。イスラエルの最盛期が訪れたという訳です。

 しかしそれは既にアブラハムやその子孫たちにあらかじめ約束されていたことでした。神の御心は既に定まっており、その筋書き通りに物事が運んだだけに過ぎません。

 今日、私たちにもイエス・キリストを通して約束されていることがあります。私たちが神の子として愛され守られることは神の御心です。そんな神の祝福を素直に受け継ぐものでありたいものですね。

(PBA制作「世の光」2014.1.9放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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