♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■どうかもう一年待ってください - 3 / 大嶋重徳

2014年01月21日 | Weblog
2014/1/21放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。

 もう既に1月の中端が過ぎました。新しい年が始まりますと昨年1年間のニュースの映像がテレビで流れます。そしてコメンテーターたちが訳け知り顔で、この問題はこうこうこうですよね、そのように時代を分析します。しかし、あれやこれやと言いますけれども、言いっ放しで何も社会が変わっていないということがあります。

 ルカの福音書13章でも「このような事件が起こったのは、あの人が罪を犯したからですよね。」 そのような分かったような顔をして、あれやこれやと言った人たちが聖書の中で出てきます。その人たちにイエス様はこうおっしゃるのです。「そうではない。わたしはあなたがたに言います。あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます。」(ルカの福音書13章3節、5節参照)

 ここで「悔い改め」ということばが出てきます。悔い改めとは後悔することではありません。神様が私を変えようとしてくださっていて、そのことを信じて新しく一歩踏み出すことを悔い改めと言うのです。神様は私たちが変わって行く事をずっと待っておられます。しかし私たちはこの神様が私たちを変えようとしてくださるということを信じることができずに、所詮自分は変わることはできないのだ、そう開き直って、悪い意味での悟りの境地を開いてしまうことがあります。この姿こそが神様にとって最も歯がゆい、最も悲しい、最も深い人間の罪の姿です。

 父なる神様は、私たちが悔い改め、変わることができるようにと、イエス様を私たちのそばに送ってくださいました。父なる神様は期待して私たちの一年を見つめていてくださっているのです。私たちは昨年1年間の向いていた向きを変えて、新しくイエス様と共に歩んでいきたいと思います。私たちは新しく変わっていくことができるのですから。ぜひ、今までの向きを変えて教会へ新しく行ってみてはいかがでしょうか。

 ( PBA制作「世の光」2014.1.21放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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