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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■アビブの月の出発 / 羽鳥頼和

2014年01月18日 | Weblog
2014/1/18放送

世の光時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 今月、毎週土曜日に出エジプト記からお話をしています。出エジプト記にはエジプトの国で虐げられていたイスラエル人が神様によってエジプトを脱出し、神様の約束の地に向かって荒野を旅したことが記されています。神様はイスラエルの民がエジプトを出る前にこれからするべきことを教えられました。神様はエジプト脱出の日を記念して7日間の集会を行い、子どもたちに神様はイスラエルの民を救い出してくださったことを語り告げるようにあらかじめ命じられました。

 イスラエルのリーダーであるモーセは民にアビブの月にエジプトを脱出することを告げました。アビビの月とはイスラエルの暦で1月のことです。エジプト脱出は民族の歴史の始まりであり、新しい1年の始まりでもあったのです。

 神様の命令の通りにイスラエルは1月にエジプト脱出を記念する集会を持つようになりました。その集会を「過ぎ越しの祭り」と言います。「過ぎ越し」という名前は神様の災いが過ぎ越したことから来ています。その災いとは、すべての最初で生まれた男の子が死んでしまう、というものでした。しかし神様は小羊を屠ってその血を玄関に塗るならこの災いがその家を通り過ぎてその家の子どもは死なないと約束されました。神様の言う事をきかなかったエジプトの王たちは自分の息子を失い、従ったイスラエルは助かりました。神様のことを恐れたエジプトの王はイスラエルの人々が出ていくことを許しました。エジプト脱出の出来事はイスラエルの人々が神様の救いを経験した時でした。イスラエルの人々は新しい年の始まりに神様による救いを覚えて歩み始めるのです。

 今日、私たちも神様の救いを覚えたいと思います。今からおよそ2000年前の過ぎ越しの祭りの時、イエス・キリストは私たちの罪をすべて負って十字架にかかって身代わりとなって死んでくださいました。私たちにとっての神様の救いの出来事はこのイエス・キリストの十字架です。私たちもイエス・キリストによって与えられた救いを覚えて新しい年を歩んで参りましょう。

 明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

(PBA制作「世の光」2014.1.18放送でのお話より )
 
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