2014/1/27放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
イエス・キリストの生涯の最後の一週間は、イエス・キリストがロバの子に乗ってエルサレムに入られた、その時から始まるんですねえ。この時、大勢の人が過ぎ越しの祭というユダヤの最大の祭りのためにエルサレムに集まってきていました。そんな祭りの時にイエス様がエルサレムに来られた訳です。イエス様がエルサレムに近づき都に入ろうとすると、大勢の群衆が棕櫚(しゅろ)の木の枝を取ってイエス様を出迎え、叫び始めました。「ホザナ! 祝福あれ、主の名によって来られる方に! イスラエルの王に!」 このように叫んでイエス様を迎えたんです。(マタイ21章1-9節、マルコ11章1-10節、ルカ19章29-38節参照)
ユダヤの人たちは、イエス・キリストこそ自分たちをローマの圧制から救い出してくれる新しい王になってくれるかもしれない、そういうふうに思ったんですね。彼らはもともと、私たちを救ってくださいという意味の「ホザナ!」ということばを叫び始めました。しかしイエス様は人々の期待とは別の思いを持っておられたんです。なんとイエス様はエルサレムにロバの子に乗って入って行かれました。ロバに乗るというのは平和を示すしるしでした。それはイエス様が来られたのは群衆が考えているような戦いによってユダヤに政治的勝利をもたらすためではないのだということを示すためでした。そしてまたロバの子に乗るというのは旧約聖書の預言に記されていることもあったんです。もしイエス様が軍事的な勝利者としてエルサレムに入るなら、馬にまたがって颯爽(さっそう)と入って来られたでしょう。しかしイエス様はロバの子に乗って、戦いではなくて平和をもたらす王として来られたことを示されたんです。
それではイエス様の平和はどのようにもたらされていったのでしょう。それはイエス様が十字架につけられ三日目に復活されることによってでした。なぜなら、イエス様が十字架につけられたのはですね、自分の罪のためにではなく私たち一人ひとりの罪を背負い、身代わりに罰を受けてくださった、と聖書は教えているんですね(1ペテロ 2章24節、2コリント 5章21節参照)。そしてイエス・キリストは十字架で死なれ、三日目に死を打ち破り復活なさいました(ヨハネ 2章22節、1コリント 15章4節、 1ペテロ 1章3節 参照 )。
平和の王として来てくださったお方。それは私たちにとって、平和・平安というのは罪の赦しと死で終わることのないいのちを与えることできるイエス様によってもたらされるものなのだと聖書は教えます(ヨハネ 14章27節、ヨハネ 16章33節参照)。私たちは一人ひとりの人生に平和と平和をもたらすイエス様に「ホザナ!」と声を上げ、お互いの人生にイエス様を心から歓迎しながら歩んでいきましょう。
(PBA制作「世の光」2014.1.27放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info が使えます。
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世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの東海地方での放送に協力してくださるキリスト教会・キリスト者の皆様の献金は、
郵便貯金 12470-8050581
郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会 まで
お問い合わせは、
電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内) 東海福音放送協力会 へ
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
イエス・キリストの生涯の最後の一週間は、イエス・キリストがロバの子に乗ってエルサレムに入られた、その時から始まるんですねえ。この時、大勢の人が過ぎ越しの祭というユダヤの最大の祭りのためにエルサレムに集まってきていました。そんな祭りの時にイエス様がエルサレムに来られた訳です。イエス様がエルサレムに近づき都に入ろうとすると、大勢の群衆が棕櫚(しゅろ)の木の枝を取ってイエス様を出迎え、叫び始めました。「ホザナ! 祝福あれ、主の名によって来られる方に! イスラエルの王に!」 このように叫んでイエス様を迎えたんです。(マタイ21章1-9節、マルコ11章1-10節、ルカ19章29-38節参照)
ユダヤの人たちは、イエス・キリストこそ自分たちをローマの圧制から救い出してくれる新しい王になってくれるかもしれない、そういうふうに思ったんですね。彼らはもともと、私たちを救ってくださいという意味の「ホザナ!」ということばを叫び始めました。しかしイエス様は人々の期待とは別の思いを持っておられたんです。なんとイエス様はエルサレムにロバの子に乗って入って行かれました。ロバに乗るというのは平和を示すしるしでした。それはイエス様が来られたのは群衆が考えているような戦いによってユダヤに政治的勝利をもたらすためではないのだということを示すためでした。そしてまたロバの子に乗るというのは旧約聖書の預言に記されていることもあったんです。もしイエス様が軍事的な勝利者としてエルサレムに入るなら、馬にまたがって颯爽(さっそう)と入って来られたでしょう。しかしイエス様はロバの子に乗って、戦いではなくて平和をもたらす王として来られたことを示されたんです。
それではイエス様の平和はどのようにもたらされていったのでしょう。それはイエス様が十字架につけられ三日目に復活されることによってでした。なぜなら、イエス様が十字架につけられたのはですね、自分の罪のためにではなく私たち一人ひとりの罪を背負い、身代わりに罰を受けてくださった、と聖書は教えているんですね(1ペテロ 2章24節、2コリント 5章21節参照)。そしてイエス・キリストは十字架で死なれ、三日目に死を打ち破り復活なさいました(ヨハネ 2章22節、1コリント 15章4節、 1ペテロ 1章3節 参照 )。
平和の王として来てくださったお方。それは私たちにとって、平和・平安というのは罪の赦しと死で終わることのないいのちを与えることできるイエス様によってもたらされるものなのだと聖書は教えます(ヨハネ 14章27節、ヨハネ 16章33節参照)。私たちは一人ひとりの人生に平和と平和をもたらすイエス様に「ホザナ!」と声を上げ、お互いの人生にイエス様を心から歓迎しながら歩んでいきましょう。
(PBA制作「世の光」2014.1.27放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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