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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の子としての特権 / 関根弘興

2012年10月29日 | Weblog
2012/10/29放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか?関根弘興です。 今日もヨハネの福音書を読んでいきましょう。1章の12節。

 「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。この人々は、血によってではなく、肉の欲求や人の意欲によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。

 イエス・キリストは一人ひとりに対して、あなたはわたしの民、家族そのものだ、と語りかけてくださるお方です。そしてイエス・キリストはあなたの心の扉をノックしてくださっているお方。もしそのノックの音を聞いて心の戸を開いてイエス・キリストを迎えるならそれが神の子どもとしての出発となっていくのだと聖書は約束しています。

 もちろんここに書かれている「神の子どもとされる」という意味は、神様と同じようになるとか神様と同じ力を持つという意味ではありません。それは切断されていた絆が回復され、神様と新しい絆で結ばれるようになるということなんですねえ。それは血によってではなく、肉の欲求でもないという訳です。

 時にこんな誤解をされる方がいます。キリスト教国に生まれた人は皆んなクリスチャンになるんですか?とか、クリスチャンの子どもは自動的に皆んなクリスチャンなんですか?とかですね、そういうふうに考えるんですねえ。

 で、私は牧師の子どもとして生まれ育ちましたけれど決して自動的にクリスチャンになった訳ではありません。私がクリスチャンになったのは高校1年生の夏でした。わたしは牧師の家庭に育ち、ま、中学の時にはいろんな不満を持っていました。日曜日には礼拝に出させられ小遣いはもらえないとかですねえ、両親は教会のことで頭が一杯というふうに見えたので何で俺はこんな家に生まれたんだろう?、ま、そんなふうに思った訳です。しかし高校生になったその夏のことでした。軽井沢で高校生のバイブル・キャンプというのが開かれたんです。私は、ま、軽井沢という場所に惹かれまして参加しました。その最終日のことでした。説教者が最後に何度もこう言うんです。「イエス・キリストはあなたの罪のために十字架について死んでくださったんです。あなたのために命を捨ててくださったんです。」 このように語ったんです。私のためにそれも私の罪のために死んでくださった方がもしいるなら、この方を無視するという生き方はとても卑怯な生き方なのではないか、と思ったんですね。そして私はその夜、こっそり自分の部屋に戻ってきて私の心の扉をずっとノックし続けてくださったイエス様を心にお迎えしたんです。このことが私のクリスチャンとしての生涯のスタートとなりました。

 もちろんクリスチャンになっても苦しいことや悲しい事はあります。でもイエス・キリストはいつでも人生の道を照らす光となってくださり、聖書の約束のことばを通して励ましと慰めを与えてくださるお方なんですね。

(PBA制作「世の光」2012.10.29放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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