♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■すべてを照らす光 / 関根弘興

2012年10月22日 | Weblog
2012/10/22放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今日もヨハネの福音書からお話をして行きます。1章9節10節 

 「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。

 この福音書を記したヨハネは、人のいのちとなりすべてのものを照らすまことの光、その方こそイエス・キリストであると記しています。しかし今日の箇所は何とも寂しいことばでしょう。ヨハネはイエス様こそ神のことばであり、この世界を造られたお方なのに光そのものなるお方なのに、でもそれを聞いた人たちは殆ど無関心の状態だったというんですね。イエス・キリストはすべての人を照らす光として来てくださいました。イエス・キリストの恵みの光の及ばない所はありません。どんな暗闇もどんな陰もイエス・キリストの恵みの光の及ばない所は決してありません。しかし人々はイエス・キリストを知ろうとしなかったと言うんですねえ。

 さらに続けてこう書かれています。イエス様は「ご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった。」(11節)

 この「ご自分の国」と訳されることばは「自分の家」とも訳されることばです。

 想像してみてください。あなたが夕方家に帰ってきたとしましょう。家族のために一所懸命に働き、愛をもって行動し、お土産を持って帰ってきたのです。しかし玄関を開けた途端こう言われたらどうでしょう。「あなたは誰ですか? この家にあなたなど必要ありません。」 「何言ってるんだ私たちはみんな家族ではないか。」と幾ら言っても聞く耳を持とうとしないんです。こうなるともはや家族であっても家族の姿ではありませんね。

 ヨハネは素晴らしい救い主が来てくださったにもかかわらず人々の心は閉じたままの状態だったと記しているんです。

 でもそれは今も同じような光景を見ることがありませんか? イエス・キリストは一人ひとりに対して今も同じように「あなた私の民、家族そのものだ。」と語りかけておられるんです。あなたの人生の暗闇を取り去り、光の照らす道を歩んで行こうと語られるのです。それなのに「私はあなたなど知りません。家に迎える? 到底できません。」と応答するなら、それはイエス・キリストの痛みであり悲しみです。

 ヨハネの黙示録という所には、「見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。」(黙示録 3章20節)と書かれています。

 イエス・キリストは今日もあなたの心をノックし続けてくださってるんですね。私たちができること、それは「イエス様、心の扉を私は開きます。どうぞ私の人生の救い主としてお入りください。」と招き入れることなんです。

(PBA制作「世の光」2012.10.22放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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