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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ご自分を教える神 / 羽鳥頼和

2012年10月20日 | Weblog
2012/10/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。旧約聖書でエゼキエル書という書物があります。エゼキエル書にはバビロンの国によってユダの国の首都エルサレムが滅ぼされることが預言されています。エルサレムが滅ぼされることはユダの国の人々の罪に対する神のさばきでした。そのエゼキエル書の29章に、ユダの国のすぐ南にあるエジプトに対する神のさばきが預言されています。

 どうして外国へのさばきのことがわざわざ記されているのでしょう。神様は誰の罪も見逃しません。ですから、ユダでもエジプトでも罪を犯した者には神のさばきがあるのです。

 エジプトの罪とは何だったんでしょう。エジプトは古来ナイル川によってとても繁栄していました。ナイル川の恩恵を受けていたエジプト人はナイル川について、「この川は私のもの。私がこれを造った。」(3節参照)と言っていたと聖書は語っています。創造主である神様がこのナイル川を造られたのです。それなのにエジプトは自分がナイル川を造ったのだと言って創造主なる神を軽んじたのです。これが彼らの罪でした。この罪に対して神様はさばきを行うのです。

 もう一つ、エジプトへのさばきがユダの人々に語られた理由があります。エジプトはとても強い国でした。ですから、バビロンの国の脅威におびえていたユダの国の王はエジプトに助けを求めました。そこで神様はエジプトに対する神のさばきを預言されたのです。「神のさばきによってエジプトの国は荒れ果て廃墟となる。40年後にエジプトは復興するが、こうしたエジプトの国はもはやかつての強さはなくなり取るに足りない国となってしまう。」(9節-14節参照)と。

 ここに神様がエジプトへのさばきのことを知らせたもう一つの理由があります。神様はユダの国にエジプトが頼りにならなくなることを教え、エジプトではなく、そのエジプトを裁かれる神様に信頼し、神様に立ち返るようにと勧めているのです。

 神様はすべてのものをつくられたお方であり、罪を犯すものを滅ぼされるお方です。今も神様は聖書を通してご自分のことを知らせておられます。あなたも聖書を通して神様を知るためにぜひキリスト教会にいらしてください。

( PBA制作「世の光」2012.10.20放送でのお話より )

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