♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■栄冠を目指して / 岩井基雄

2012年10月12日 | Weblog
2012/10/12放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。今年の夏はロンドン・オリンピックでの選手たちの活躍が本当に素晴らしかったですねえ。日本および各国の選手たちの磨き抜かれた技や技術の競演は本当に見応えがありました。

 スポーツの秋の到来です。皆さんは何かスポーツをなさっていますか? 体を動かすことは本当に気持ちが良く、心も晴れやかになりますねえ。私も中学時代、陸上で中距離を少しやっていました。高校時代のマラソン大会で最後には何とコースとゴールを間違えて残念な結果になってしまったんですが、今では懐かしい笑い話です。

 聖書が語る神様はあなたに次のように語りかけています。

 「兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕えたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。」 新約聖書 ピリピ人への手紙 3章13節、14節 

 私たちの人生のゴールはどこなのでしょうか。私たちは何を目指して進んでいるでしょうか。そしてゴールを間違える事はないのでしょうか。

 この聖書を記した伝道者パウロは非常に優秀な人物でした。その優秀さのゆえに、十字架にかけられたイエス・キリストの姿が理解できなかった彼は最初、クリスチャンを迫害し命を奪う側にいました。しかしキリストの十字架が自分自身の罪を贖うためだと理解した時、彼は神の愛と恵みを人々に伝える人に変えられ、勝利の主イエス・キリストが与えてくださる栄光の冠を目指して喜びをもって命がけで歩み貫いていったのです。

 栄光の冠はすべてのクリスチャンに用意されています。それは人との競争ではなく、自分との戦い、この世の様々な罪への誘惑との戦いです。しかし、神様の恵みの中を罪の赦しと救いの中を歩む私たちは時にはコースを間違える事があってもゴールを見失うことはありません。人生のゴールはこの地上の成功や繁栄ではないと知っているからです。

 あなたも本当のゴール、朽ちることのない栄光の冠、永遠の栄冠を目指して人生の歩みを歩み出しませんか?

  (PBA制作「世の光」2012.10.12放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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