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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■この世に生きる神の人 / 板倉邦雄

2012年10月24日 | Weblog
2012/10/24放送


 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「この世に生きる神の人」という題でお話ししましょう。

 キリスト信徒はこの世では旅人であり寄留者であると聖書の中で言われています。天国への旅人ですから、この世では余り深入りしないようにと言う勧めですね。しかしこの世に生きる国民です。

 ではこの世で神を信じる者としてどのように生きていくのか、そのことを今日の創世記の21章は私たちに教えてくれます。

 今、アブラハム一族は外国の地であるペリシテ人の国に寄留していました。ある日のことでした。ペリシテ人のアビメレク王様と軍隊長ピコルがアブラハムを訪ねて言いました。「神様があなたと共にいることは私たちにはよくわかっています。そこで、あなたの信じる神に誓って約束してください。私たちと私たちの子どもそして孫たちを欺かないように、ということです。私があなたに親切にしたようにあなたも私とこの寄留の地とに親切にしてください。」 アブラハムは答えました。「私は誓います。」 この世で私たちはお互いに親切にすること、まただましたり利用したりしないということですよね。

 さてしばらくしてアブラハムは、荒れアビメレク王様の家来たちが自分たちの掘り当てた水の井戸を奪い取った、ということを聞きました。そこでアブラハムはそのことについてアビメレク王様を咎め、責めたのです。王様はびっくりして言いました。「私は知りませんでした。また今まであなたは私にそのことを報告しないし、今日初めて私は聞きました。」 

 そこで二人は契約を結ぶことになりました。すなわちアブラハムは自分が堀った井戸の証拠として七頭の小羊を王様に進呈したのです。重要な事柄においては契約を取り交わしておくという知恵が必要でしょう。後で言った言わないの論争を避けるためです。「勇気のある人は皆約束を守る人間である」ということばがあります。アブラハムは勇気のある人でしたね。その勇気は主なる神様から来ていたのです。

あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。 ヨハネ福音書16章33節 (口語訳聖書)

( PBA制作「世の光」2012.10.24放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

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