♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■平安があなたがたにあるように / 羽鳥頼和

2012年10月13日 | Weblog
2012/10/13放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 復活されたイエス様が弟子たちに現れました。その時イエス様は「平安があなたがたにあるように。」(ヨハネの福音書 20章19節、21節、26節)と言われました。「平安があるように」ということばはユダヤ人がよく使った挨拶のことばです。イエス様はこの挨拶の通りに弟子たちに本当に平安を与えられました。復活されたイエス様が弟子たちに現れた時のことを記している新約聖書のヨハネの福音書20章19節から31節にイエス様が弟子たちに与えられた平安を三つ見ることができます。

 まず第一は主にある喜びです。ユダヤ人を恐れて隠れていた弟子たちは主を見て喜びました。恐れの不安が喜びとなったのです。

 第二の平安は生きる目的、生きがいです。イエス様は弟子たちに「わたしはあなたを遣わします」(21節参照)と言われました。何もする気がなく部屋に閉じこもっていた弟子たちにイエス様は、出て行ってイエスの福音を人々に伝えるという生きる目的を与えられました。不安の中でただ隠れていた弟子たちは生きる目的を得たのです。

 そして第三の平安は神様との親しい関係です。弟子のトマスは復活されたイエス様にお会いして「私の主。私の神。」(28節)と告白しました。このことばは神であるイエス様と人が良い関係となったことを表しています。神様のことを「私の神」と言えるのは人にとっては畏れ多いことですが身にあまる光栄です。イエス様は神と親しくなることができるという平安を与えてくれたのです。

 イエス様は十字架に架けられる少し前にこのように言われました。「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。」(27節)

 この世の平安は不動のものではありません。はた目には確かなよりどころに見えるかもしれませんが、逆境の中では音を立てて崩れ落ちる見せかけの平安です。しかしイエス様が与える平安は決して揺らぐことがありません。あなたは主にある喜び、生きる目的、そして神様との親しい関係を持ちたいと思いませんか?

 本当の平安、無くなることのない平安を与えてくださるイエス・キリストを知るためにぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

( PBA制作「世の光」2012.10.13放送でのお話より )

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