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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■実を結ぶ / 福井 誠

2012年02月23日 | Weblog
2012/2/23放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「実を結ぶ」です。それではマタイの福音書13章8節、9節から読んでみましょう。

 「別の種は良い地に落ちて、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結んだ。

 この日イエスは湖のほとりに座って人々を教えておられました。おそらく農夫が畑で種をまいている様子が見えたのでしょう。当時の種まきは穀物の種がいっぱい詰まった種袋をロバの背に乗せて畑を歩きまわらせる方法でなされました。日本の田んぼのようにあぜ道を造って丁寧に整然と植える訳ではありません。かなり大ざっぱに蒔く訳です。ですから、道端に撒かれたり岩地や棘の中に転げ落ちて撒かれたりすることがあるわけですね。イエス様が日本にいたらこんな種蒔のたとえも出てこなかったかもしれませんね。

 ともあれ、イエスはその様子を見ながら道端に落ちた種は鳥に食べられてしまったと言います。道は踏み固められた道、聖書のことばを全く受け付けない硬い心を象徴しています。

 また岩地に落ちた種は芽を出しながらもすぐに枯れてしまったと言います。それはちょうど喜んで聖書のことばを聞きはしても、試練が起こるともはや聖書のことばを受け付けない心を象徴しています。

 そして棘(いばら)の中に落ちた種は棘の方が成長が早いために棘に封じ込められてしまったと言います。それは喜んで聖書のことを聞きながらも世と世の欲が捨てられない心を象徴しています。結局、二兎を追う者一兎も得ず、です。聖書よりも世の中の教えに心が負けてしまうわけですね。何か聖書に対する私たちのありようをよく言い当てていますねえ。

 しかし良い地つまり神様に心を開き神様のことばをしっかり聞いてそのことばに従おうとする人はたくさんの実を結びますと言います。これは神様の約束です。あなたが本当に神様のことばを喜ぶだけではなく、心を開いてしっかりと従うなら神様はあなたを実を結ぶ者にしてくださいます。

 聖書のことばに聞いて従う歩みをさせていただきたいものですね。

  ( PBA制作「世の光」2012.2.23放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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