♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ノアと家族への祝福 / 板倉邦雄

2012年02月15日 | Weblog
2012/2/15放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「ノアと家族への祝福」という題でお話ししましょう。

 今日の創世記のことばは天地創造の時、男女に語られた神の祝福のことばと似ています。
でも少し違っています。違いを確認しながら神様がノアとその家族を祝福した内容を見てゆきましょう。

 まず第一に、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ。 」と9章の1節にあります。結婚と出産そして地上を満たす祝福です。結婚と出産は神様の定めと祝福です。神様の導きがなければ男と女が出会い結婚することはありません。そして神様の祝福がなければ子供の出産と成長はありえないでしょう。

 今世界の人口は70億。一人の人間は7兆(※60兆ともされる)の細胞で構成されていると言われています。人間同士は争いと憎しみで混乱していますが、一個の人間の中は秩序と調整に満ちているのです。

 次に、「地のすべての生きて動くものはあなたがたの食物となる」(創世記9章3節参照)という祝福です。この地上でのいのちの継続のために神様はノアとその家族に動物の食物をお与えになりました。ここが洪水前と洪水後の違いです。洪水前の食物は青草や果物と野菜でした。おそらく洪水後は果物や野菜の収穫はすぐには困難だったからでしょうか。しかし、動物の生き物はすでに箱舟の中にいましたね。

 第三に動物の肉を食べる際の条件が与えられていました。「しかし肉を、その命である血のままで、食べてはならない。 」(創世記9章4節) 必ず焼くか煮て食べるようにという注意でした。おそらく衛生的な面もあったのでしょう。雑食である動物の肉の場合は様々な病原菌を保有しているからです。天の神様がいかに私たちと私たちの家族を祝福し、幸福に導きたいかということが分ります。そのためには男性と女性の結婚を祝福したいのです。そして子供たちを祝福したいのです。そして私達が力を合わせてこの美しい地上を管理してゆくことを天の神様は願っているのです。そのために食物として神様はすべての生き物と植物をお与えになりました。しかも健康面を注意するように条件まで付け加えられたのです。

 聖書のことばです。

 「われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである。
 使徒の働き17章28節

 ( PBA制作「世の光」2012.2.15放送でのお話より )

 

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。





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