2012/2/10放送
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
個人的なことで申しわけないですが、昨日2月9日は私の誕生日でした。私が育った家ではなかなかこの誕生日は祝われなかったんですねえ。それは私の祖父が2月10日に天に帰ってからでもありました。誕生日が祝われないで祖父の召天の記念となることは小さい子供の私にとってあまり嬉しいことではありませんでした。しかし今は天を仰ぎ、命を感謝する恵みの時となっています。
祖父はなかなかユニークな人でした。軍人でありクリスチャンであった祖父は自分の葬儀の式次第を既に作って持っていたようです。実際の葬儀の時までには発見されなかったのですが、その式次第には本来ならば弔辞・弔電と書くべきところが「祝辞・祝電」となっていたです。そして葬儀や告別式ではなく、その式は「凱旋式」と表現されていたというんですねえ。人間が本来いるべき神様のもとに帰るのに、弔辞や弔電はおかしい、天の御国に戻ることは素晴らしいことなのだから弔辞や弔電ではなく祝辞・祝電であり、死ぬということはすなわち天への凱旋なのだという祖父の信仰がそこに現れていたのでしょう。
聖書の中にはこういうことばがあります。
「しかし、事実、彼らは、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故郷にあこがれていたのです。それゆえ、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。事実
、神は彼らのために都を用意しておられました。」
新約聖書ヘブル人への手紙11章16節
神を信頼して歩む人も様々な苦難を通ります。けれども彼らは帰るべき天の故郷に憧れ、その天を見上げることによって、苦難の中をも雄雄しく希望に満ちて歩むことができたのです。この地上の生涯には確かに様々な苦難があり、人は必ず死を迎えます。しかし死は終わりではありません。その死の向こうに命に溢れた人生を神様は私たちに用意してくださっています。イエス・キリストが私たちのために死に、よみがえってくださったからです。あなたも、死を超越した生命と希望に溢れる人生を歩み出しませんか? 喜びに満たされた地上の歩みの後に帰るべき天の故郷へと凱旋していく人生があなたにも用意されています。
(PBA制作「世の光」2012.2.10放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
個人的なことで申しわけないですが、昨日2月9日は私の誕生日でした。私が育った家ではなかなかこの誕生日は祝われなかったんですねえ。それは私の祖父が2月10日に天に帰ってからでもありました。誕生日が祝われないで祖父の召天の記念となることは小さい子供の私にとってあまり嬉しいことではありませんでした。しかし今は天を仰ぎ、命を感謝する恵みの時となっています。
祖父はなかなかユニークな人でした。軍人でありクリスチャンであった祖父は自分の葬儀の式次第を既に作って持っていたようです。実際の葬儀の時までには発見されなかったのですが、その式次第には本来ならば弔辞・弔電と書くべきところが「祝辞・祝電」となっていたです。そして葬儀や告別式ではなく、その式は「凱旋式」と表現されていたというんですねえ。人間が本来いるべき神様のもとに帰るのに、弔辞や弔電はおかしい、天の御国に戻ることは素晴らしいことなのだから弔辞や弔電ではなく祝辞・祝電であり、死ぬということはすなわち天への凱旋なのだという祖父の信仰がそこに現れていたのでしょう。
聖書の中にはこういうことばがあります。
「しかし、事実、彼らは、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故郷にあこがれていたのです。それゆえ、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいませんでした。事実
、神は彼らのために都を用意しておられました。」
新約聖書ヘブル人への手紙11章16節
神を信頼して歩む人も様々な苦難を通ります。けれども彼らは帰るべき天の故郷に憧れ、その天を見上げることによって、苦難の中をも雄雄しく希望に満ちて歩むことができたのです。この地上の生涯には確かに様々な苦難があり、人は必ず死を迎えます。しかし死は終わりではありません。その死の向こうに命に溢れた人生を神様は私たちに用意してくださっています。イエス・キリストが私たちのために死に、よみがえってくださったからです。あなたも、死を超越した生命と希望に溢れる人生を歩み出しませんか? 喜びに満たされた地上の歩みの後に帰るべき天の故郷へと凱旋していく人生があなたにも用意されています。
(PBA制作「世の光」2012.2.10放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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