♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神を愛するとは / 関根弘興

2012年02月06日 | Weblog
2012/2/6放送


 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。 今日は新約聖書ローマ人への手紙8章28節のことばを最初に紹介いたしましょう。

 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。

 このことばはですねえ、神様を愛する一人一人に約束されたことばです。では神様を愛する人たちとはどんな人達なんでしょう。

 第一は、神様に愛されているということを知っている人達だということです。あなたは神様に愛されていると信じることができますか? 厳しい現実の中で、ちっとも神様が愛だなんて信じられない、そう感じる方もいるかもしませんね。でも聖書の神様は一人一人をこよなく愛し、ご自分の独り子なるイエス・キリストを私たちのために遣わしてくださいました。そればかりか、イエス・キリストは私たちの罪の身代わりとなって十字架についてくださることを、命をかけた愛を、一人一人に示してくださっているんです。人は愛されて愛に生きる者となるんです。ですから神様を愛する人たちとは、まず神様に私は愛されているのだっていうことを信じ生きて行く人たちなんですねえ。

 第二は、神様を愛するとは神様を心から敬い、礼拝を捧げるということです。私たちは一瞬たりともたとえば太陽の光が消えてしまったら生きていけない本当に弱い存在ですよね。神様の支えがなければ人は生きて行くこともできないんです。聖書の神様はすべての創造者です。ですから神様を愛するとは、神様を賛美し誉めたたえ礼拝を捧げる事の中に表されていくんです。あなたは何を礼拝していますか? 沢山の物を礼拝しますか? 人を崇拝しますか? 特別な思想を崇めますか? それは神様を愛する生き方ではありません。神様を愛するとは、神様を心から礼拝することの中に表されていくんです。

 そして第三は、神様を愛するとは目に見える兄弟を大切にするということです。ヨハネの手紙の中にはこのように記されています。

 「神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。・・・神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。」 (ヨハネの手紙第一 4章20節抜粋、21節)

 神を愛することは身近な者を愛する方向へと進ませていくんですね。もちろん完璧になれる人などいませんが、神様に愛されている生涯は今ある人間関係さえも変えていく源となるんです。あなたは神様を愛する者ですか? ぜひ知ってください。まずあなたは神様に愛されていることを。そして神様を愛することへと進んで行っていただきたいと思うんです。
 
 (PBA制作「世の光」2012.2.6放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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