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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■日ごとの糧 / 山中直義

2012年02月28日 | Weblog
2012/2/28放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。先週に引き続き、聖書が教える祈りについてお話をさせていただきます。まずイエス・キリストがお教えになった「主の祈り」をお聞きください。

 だからこう祈りなさい。
「天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。」
(マタイ の福音書6章9節~13節)

 今日はこの主の祈りの中の1節、「私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。」という部分に光を当てたいと思います。

 この部分を祈る時大切なのは神様の素晴らしさを体験させてくださいという願いを持って祈ることだと言えます。単に食料があればそれで良いということではなく、守り養ってくださる神様の恵みを私たちがようく知り、感謝と喜びを持って歩むことができますように、そう求めて祈るということです。

 ところでこの「日ごとの糧」と訳されていることばには、「必要な糧、存在を支える糧」というような意味があります。単に食料をということだけではなく、もっと本質的な意味において私たちの魂を支え生かす、そんな糧をお与えくださいとの祈りだと思うのです。

 イエス・キリストはあるとき、「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。」(マタイ4章4節)と言われました。肉体を支える食料は人を永遠に生かすことはありません。ですが神様がお与えくださることばはどんな時にもわたしたちの魂を支え喜びと感動で満たし、永遠に生かし続けることができると聖書は言います。神様はあなたの肉体だけではなく、魂をも生かそうと願っておられます。そしてあなたの魂に必要なことば、聖書のことばをあなたに与えようとしていてくださるのです。

 与えられている食料を食べるように、語りかけられてる神様のことばをしっかりと心に受け止める、その時あなたの魂にも深い喜びと感動が訪れます。「私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。」 あなたもぜひそのようにお祈りください。

    (PBA制作「世の光」2012.2.28放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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