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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ヨナのしるし  / 福井 誠

2012年02月02日 | Weblog
2012/2/2放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブルメッセージは「ヨナのしるし」です。それではマタイの福音書12章39節から読んでみましょう。

 しかし、イエスは答えて言われた。「悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。だが預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。」  (マタイ 16章4節も参照)

 イエスを取り巻いた宗教家たちがイエスにしるしを求めました。つまりイエスが真に神から遣わされた救い主であることを確かめたかったわけですね。あなたが救い主であるならばその証拠を示してみろというわけです。

 イエスは答えました。「悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。」 確かに世の中にはあっと驚くようなことをして人を引きつけようとする宗教があるものです。宗教というのは何か不思議が起こる、奇跡が起こる、そういうものであるかのように思っている人は多いと思います。しかし、大切なのは中身ですね。盲信ということばもありますが、やはり何を信じているのかというところが大事です。

 イエスは「預言者ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。」と言いました。預言者ヨナというのはその昔、神に従わなかったために海の真ん中て魚に飲み込まれ、3日3晩、魚のお腹の中で過ごして吐き出され再び神に従ったというエピソードのある預言者ですが、それと同じしるしの他にはしるしは与えられませんというのです。

 それはイエスが十字架に死んで地獄の腹に飲み込まれ、三日目に再び地の奥底から復活して生きた人となったというしるしのことを言っています。イエスは簡単に言っていますが、これはとてつもなく大きなしるしです。そして単なるパフォーマンス・奇跡以上の意味を持ったしるしですね。それは私たちの罪と汚れに満ちた死んだような人生を全く新しいものにする復活のいのちを示す、神の力を示すしるしなのです。

 奇跡を信じるのではなく、奇跡がもたらした意味に注目する。そして私たちの救い主であるイエスを心から信じていきたいものですね。

  ( PBA制作「世の光」2012.2.2放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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