♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■はじめに、言(ことば)があった /板倉邦雄

2011年04月13日 | Weblog
2011/4/13放送

世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。

 今日は「はじめに、言(ことば)があった」という題でお話ししましょう。
 ことばとはまことに不思議な力を持っています。

 創世記1章の3節からは、神様はことばによって天地万物をお造りになったと書いてあります。神様は「光あれ」と言われました。すると光がありました。神はその光を見て良しとされました。大いに満足した、と書いてあります。神はその光と闇とを区別されました。神様は光を昼、闇を夜と名付けられました、と書いてあります。

 まさに神様はことばによって天地万物を創造されました。まさに無から有を呼び出されたのです。

 ヘブル語で神様のことをエロヒームと言います。意味は「力ある方」です。 しかもこのことばは複数形です。三位一体の神様を暗示しているとよく言われていますね。

 ところで私たち人間社会の営みにおきましても、ことばは大切なものです。力があることを知っているでしょう。ことばは人を生かすことも殺すこともできる力を持っています。ことばは私たちの人格を形成し、一人の人間として成長させてくれます。また人々を慰め励ます力を持っているでしょう。またことばによって私たちが考えていること計画していることが実現していくのを私たちは体験していますね。

 ではこのような創造力の欲求の源はどこから来たのでしょう。それは、天地万物をことばによってお造りになった神様から来ているのです。私たち人間は神様のイメージ・神の形にしたがって造られた被造物だからです。神様のイメージとは知性と感性と意志あるいは道徳性を持った存在として人間は造られました。ですから私たち人間の本質に創造的欲求があるのは当然です。私たちも神様と同じように、ことばを使い様々な道具を作るものなのです。

 聖書のことばです。

 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
                 ヨハネ福音書の1章1節 (口語訳聖書)

  ( PBA制作「世の光」2011.4.13放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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