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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■空になった墓 /関根弘興

2011年04月25日 | Weblog
2011/4/25放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。今日もさわやかに過ごしていきたいですね。

 聖書がイエス・キリストに関して教えている事実は少なくとも三つあります。

 一つは、イエス・キリストは約2000年前にベツレヘムという場所に生まれ、33歳を少し過ぎた頃十字架につけられたということ。

 二番目は、イエス・キリストの遺体はアリマタヤのヨセフという人に引き取られ、彼の墓に埋葬されたということ。

 そして三番目に、三日の後にその墓は空っぽになっていたということです。

 私は何度かイスラエルへ行って、イエス・キリストが埋葬されていたであろう墓を見てきました。そのお墓にはもちろんイエス・キリストの遺体は安置されていません。その扉にはこうを英語で書かれていました。
 「ヒー イズ ノット ヒア 、フォー ヒー イズ リズン。」・・・「ここにはおりません、よみがえられましたから」と記されていたのです。

 2000年前に起きたこのイエス・キリストの復活は、その後の弟子たちの行動を変え、世界をも変える原動力となっていきました。一体復活の事実は私たちに何をもたらすのでしょう。
 イエス・キリストはこう語られたことがありました。ヨハネの福音書の中で「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」(11章25節) 

 何と大胆なことばでしょう。もしイエス・キリストが十字架につけられ死んだままであったならイエス・キリストはただの大言壮語、大ぼら吹きと言われても仕方ありませんよね。しかイエス・キリストはご自分が語られた通り、十字架で死なれましたが、死を打ち破り、復活なさったのだ、と多くの目撃証言者たちによって証言されているんです。

 ということはイエス・キリストが復活されたということはイエス・キリストが語られたことばや約束のことば一つ一つが確かに真実であったのだということを保証する出来事となったんですねえ。

 イエス・キリストは「わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」と約束なさいました。イエス・キリストが死んだままならどうしてこのことばに真実があるでしょう。しかしあの空っぽの墓はイエス・キリストを信じる一人一人が死で終わることのない永遠の天国のいのちが与えられることを保証しているのです。

 またイエス・キリストは「わたしは決してあなたを捨てて一人ぼっちにはしない」(参照 ヨハネ 14章18節、ヘブル 13章5節)と約束なさいました。もしイエス・キリストが死んだままならどうしてその約束が果たされるでしょう。しかしあの空っぽの墓はイエス・キリストは今も生きていて信じる一人一人と共にいてくださることを保証するものになったのです。「ここにはおりません。よみがえられました。」(参照 マタイ 28章6節、ルカ 24章6節、マルコ 16章6節)という復活の出来事があったからこそイエス・キリストは救い主であり、命を与えそしてあなたに永遠のいのちを与えることができるのです。

 (PBA制作「世の光」2011.4.25放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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