♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ 可能性に挑戦する心

2010年09月06日 | Weblog
2010/9/6放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 

 あのー、動物でですねえ、花と口が長く突き出ているバクというのがいますよねえ。 なぜか知りませんけど夢を食べるって、こう言われているんですけれども。 まあ夢を食べるのはバクだけじゃなくって、夢を食べて生きている、そして素晴らしい成果を見せてくれている人たちもいる訳で。 あのうオリンピックのフィギアスケートの銅メダルの高橋大輔選手が卒業した中学校の校庭の石碑に、「夢を持つ限り、努力する限り、夢は遠くない」と刻まれているそうなんですけれども、まあ彼はその通り夢を食べながら夢を現実のものにしていったというふうに言えるんだろうと思いますよねえ。 

 あのう、前に私もテレビで見たんですけれども、スキーヤーの三浦雄一郎さん、75歳でエベレスト登頂に成功したっていうんですねえ。 そしてその時に、夢の大切さを言っておられましたですね。 人は夢を見ることだ、夢を諦めないことだ、っていうふうにですねえ。 素晴らしいな(と思います)。 私も三浦雄一郎さんと年齢的にはあまり違わない訳ですけれども、すごいなあとこう思いますねえ。 

 聖書の中にもですねえ、神様の霊が臨んでいくならば若者は幻を見て年寄りは夢を見る、っていうふうにこう言われているんですねえ(使徒 2:17参照)。 ですから、本当にこう生き生きと生きるっていう中には、その夢・幻ってことが必要なんだと、そう思いますよね。

 ある意味においてその夢っていうのは何て言いましょうかねえ、可能性への挑戦って言い方もできるんじゃないかと思うんですねえ。 ですから可能性に挑戦する心と努力を失わない、持ち続けていくということ、それが必要なことだろうと思いますよねえ。 だから年齢が行ったから年老いたというんではないというふうによく言われて、要するにその人の中にその可能性に対する挑戦する心と努力を失っていくと、もう老いてしまうというふうなことで、若さっていうのはそのようないつでも可能性に対して挑戦する心と努力とを持っていることだというふうに言えるんだろうと思いますね。

 ですから聖書の中にも箴言(29章18節)という中に「幻がなければ民は欲しいままに振舞う」とかですねえ、新共同訳聖書では「幻がなければ民は堕落する。」 ある訳では「滅びる」(欽定英訳聖書)っていうふうに言ってるんですねえ。 やっぱり本当に挑戦するそのような意欲と努力がなければ、その人自身が駄目になっていってしまう。 そういう意味でパウロが言うように目標に向かって前進する心をいつも失いたくないと、そう思いますね。 

  ( PBA制作「世の光」2010.9.6放送でのお話しより)


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



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