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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ 神は正義である

2010年09月30日 | Weblog
2010/9/30放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブルメッセージは「 神は正義である」です。 それではローマ人への手紙2章6節から読んでみましょう。

 「神は、ひとりひとりに、その人の行ないに従って報いをお与えになります。

 以前、ある国で出国手続きをしておりましたら、係官に荷物検査を求められた人がいました。 ぼーっと見ていると、何とその人は係官のポケットにお金をねじ込んで立ち去ってしまったのです。 いろいろと噂ではそんなこともあると聞いてはいましたが驚きました。

 世の中には様々な不正があります。 こんなことはおかしい、と思うことが平気で行われていたりすることがよくあるものです。 しかし聖書は、どんなに不正がはびころうがこの世界には正しい神様がおられる、ということを語っています。 神は正しいお方であり、賄賂(わいろ)は通じません。 

 そこで、神が正しい方であると言った場合、二つの点に注意すべきだろうと思います。 

 一つは、正しい神は正しいことを行なう者に良い報いを与えられるお方である、ということです。 パウロという伝道者は言いました。 (神は)「忍耐をもって善を行ない、栄光と誉れと不滅のものとを求める者には、永遠のいのちを与え、」 (ローマ人への手紙 2章7節)

 神は正しいことが分るお方であり、正しい歩みをする者に対してはそれ相応の祝福をしてくださるお方なのです。 

 二つめに、正しい神は正義を無視する者を罰せられます。 神は、その行ないに従って報いを与えられるお方であり、不正を行なう者に対してはその不正の実を刈り取るようにされます。 ですから目に見えない神を意識して誠実に人生を歩む者にとって、正しい神がおられるというのは喜びですねえ。 この不正の世の中で正しい人生を歩むということは、ばかばかしいことでもまじめくさったことでもありません。

 皆さんはこの世の中の矛盾に悩んだことはないでしょうか。 そのようなときに、どのようにして皆さんは自分を建て直すでしょうか。 私たちが不正を感じることは多々あります。 しかし、私たちが正しい神様の存在を信じて神様の御心に信頼するならば、私たちは真直ぐに歩むことを恐れなくなるものです。 そしてたとえ不正の中に置かれていようと自分の最善を尽くして生きるときにその報いは大きい、と知ることができますね。 

 神様を畏(おそ)れて歩みたいものです。

   ( PBA制作「世の光」2010.9.30放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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