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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■思い煩いから平安へ

2010年09月01日 | Weblog
2010/9/1 放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか。 羽鳥頼和です。 

 人生に悩みは付き物です。 悩み事があると私たちは思い煩います。 思い煩いとは、今の苦しみ・将来への不安などを、ああでもない、こうでもない、と心が定まらない状態を言います。 そしてその思い煩いに心が支配されると、何も手につかなくなってしまったり、夜なかなか眠れなくなってしまいます。 このように誰もが多かれ少なかれ悩みを抱えて思い煩っているのではないでしょうか。 

 (新約聖書)ピリピ人への手紙4章6節には、
何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」とあります。 

 これは悩み事があり思い煩うようなことが起こったときには神様に祈り願いなさい、ということを教えているのです。

 心の中にあることをそのまま素直に神様に申し上げるとどうなるでしょうか。 続く7節では、「そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」とあります。 

 神様に祈り願うとき、神様は本当の平安を与えてくださるのです。 この平安とは、心から神様を信頼し、心が安定している状態を意味しています。 思い煩う心は不安定で、ああでもない、こうでもない、と分裂した状態です。 それに対して、神に祈ることによって与えられる神の平安は、心を神様に向け、心を一つにまとめて、落ち着いた状態にしてくれます。 

 このように聖書は悩み事それ自体の解決方法を教えてはくれませんが、あらゆる思い煩いから解放される方法を教えてくれています。 心に神の平安があるなら、私たちの心と思いは守られるのです。

 人生において悩みと煩いを避けることはできません。 しかし心に神の平安が与えられるとき、思い煩いによって心が押し潰されてしまうことはありません。 悩み事を本当に解決してくれる神様の救いを待ち望むことができるのです。 神の平安によって私たちの心は守られ、支えられるのです。

 神様を信頼し、神様に何でも心にあることを祈ってください。 神様の平安が与えられますように。 

  ( PBA制作「世の光」2010.9.1放送でのお話より )

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