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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主の憐れみによる

2010年09月04日 | Weblog
2010/9/4放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 慣れ親しんだ生き方を改めるということは簡単なことではありません。 特に自分の知恵や力だけにしがみついているなら、なおさらです。

 旧約聖書創世記に登場するアブラハムにはロトという甥がいました。 ロトは当時ソドムの町に住んでいました。 このソドムの人々は神様に対して非常に罪深い生き方をしていた、と聖書は言います。 

 さてそのソドムに神様から遣わされた二人の御使いがやってきました。 御使いはロトに、「ソドムの町は滅ぼされようとしている。すぐにソドムの町を離れなさい。」と警告を与えました。

 彼はこの警告を信じました。 ですが、なかなか聞き従おうとはしなかった、と聖書は言います。 信じてはいるものの聞き従って町を離れるところまでは至らない。 慣れ親しんだ生き方と決別することの難しさを思わされます。

 しかしそんなロトに対して、神様からの深いあわれみがあった、と聖書は言います。 創世記19章16節のことばです。 

 「しかし彼はためらっていた。すると、その人たち[御使いたち]は彼の手と彼の妻の手と、ふたりの娘の手をつかんだ。----主の彼に対するあわれみによる。そして彼らを連れ出し、町の外に置いた。

 自分では町の外に出ることができなかった。 自分では慣れ親しんだ生き方と決別することができなかった。 そんなロトに対して神様は一方的なあわれみを与えてくださった、そうして彼を連れ出してくださった、と聖書は言います。 

 私たちも自分の力で自分の生き方を改めるということはできないのではないでしょうか。 少しぐらいの後悔や反省はできたとしても、いつまでも同じ町の中に、いつまでも同じ生き方に留まってしまうのが私たちだと思うのです。 だからこそ神様のことばを本気で信じ、神様の助けを熱心に求めなさい、と聖書は教えています。 自分の知恵や力にしがみつくことはやめて、神様のことばを信じ、神様の助けに身を委ねる。 そのときにこそ私たちは過去の生き方をあとにして希望に満ちた新しい生き方を始めることができるのだ、と聖書は教えています。 

 あなたもぜひ神様のことばを信じて歩んでみてはいかがでしょうか。

       (PBA制作「世の光」2010.9.4放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)



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