23日(土)、今日は2つの記念式典に出席し、お祝いを申し上げた。
午前は、姫路市の駅近くに建設された新病院、県立はりま姫路総合医療センターの開院記念式典に出席した。播磨姫路圏域の高度専門・急性期医療を担う新病院で、圏域の中核的な総合病院として救急医療、医療人材育成・臨床研究の役割も担う。
開院式に先立ち、製鉄記念広畑病院と県立姫路循環器病センタ-の2つの病院で使用されてきた手術ハサミを使ってテープカットが行われた。式典では姫路市立姫路高校吹奏楽部の演奏に続き、齋藤知事の挨拶、杉村県病院事業管理者の経過報告が行われ、続いて、来賓挨拶に県議会議長の私、清元姫路市長、藤澤神戸大学長が立った。そのあと、木の下院長から診療機能・スタッフの紹介が行われた。愛称は「はり姫」。30余の診療科と736床をもつ県西部最大の病院で、内覧会では、先端医療装置や12階の食堂からの素晴らしい展望などを見学した。
午後は、神戸市須磨区の須磨寺の参道の一画に整備された「島守の広場」、島田叡顕彰碑の完成お披露目の会が開かれ出席した。この広場は県民みどり税を活用し整備されたもので、地元須磨区選出の県会議員の伊藤傑議員、神戸市会の大野議員らが中心となって進め、須磨寺の協力と島田叡を顕彰する地域の人々の協力で完成した。テープカットは須磨寺の小川貫主、服部副知事、私の3人が行い、顕彰碑の除幕は井戸前知事と元沖縄県副知事の嘉数氏によって行われた。その後、嘉数氏、私、服部副知事、井戸前知事が挨拶をし、最後に地元協力者の皆さんが紹介された。今年は沖縄復帰50周年の節目の年であり、また、昨年は島田叡生誕120周年を記念した行事が、さらにこの夏には島田叡を主人公とする島守の映画が公開されることになっている。この広場には、沖縄県の寒緋桜の苗木7本が植樹されている。
今日の県下の新規感染者数は、1505人だった。