百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

「建国記念の日を祝う会」県民ホールで

2021年02月12日 04時53分39秒 | 日記
 

 11日(木)、今日は「建国記念の日」。戦前は紀元節だった。例年なら、加東市内の河高八幡神社の厄神祭や上久米東光寺の大日如来祭り(大日ったん)の祭りが賑やかに行われるが、今年はコロナ禍の緊急事態宣言下とあって神事のみとなった。
 午後1時に県庁向かいの県民会館9階の県民ホールで開催された、「建国記念の日を祝う会」(兵庫実行委員会主催)に出席した。感染防止対策として、座席は間を置いて制限使用、マスク、消毒、換気の他、国歌や紀元節の歌はテープを拝聴、万歳三唱も無声という形で行われた。
 祝う会では、記念講演として、山岳写真家の廣田勇介氏が「天皇陛下と信仰の山」と題し、写真を紹介しながら、日本人と山、信仰、天皇陛下と登山について講演された。今上陛下の登山はご先祖である神々や祈り、信仰につながろうとされているのではないかという見方は新鮮だった。
 式典では、県選出の国会議員、県議会議員、市議会議員が来賓として出席。最後に宣言文を採択した。今年は神武天皇が橿原の地に建国されてより2681年。本名孝至実行委員長(伊弉諾神宮宮司)は、挨拶の中で「19年後には皇紀2700年を迎える」と話された。紀元2600年は昭和15年(1940)だった。今でも各地に2600年を記念して建立された石碑などが残っている。世界で最も古く、長く続いている天皇をいただく日本。日本は「神の国」と言って批判を受けた総理大臣がいたが、これだけ国内に神社があり、古くは縄文の昔から自然、特に山を神として祈ったり、山上の巨岩、巨石に神が宿る、降りてくると信じていたと言われる日本のことを「神の国」と表現したことは自然だと思う。
 朝、自宅玄関に国旗を掲げた。永田県議も挨拶の中で国旗について触れ、祝日なのに国旗を揚げる家が殆どないと残念がっておられた。戦後、祝日の復活で国民が一番望んだのが紀元節、すなわち建国記念の日だった。コロナ禍での建国記念の日となったが、白地に赤の日の丸の旗をみていると、その光でコロナウイルスを消滅させてほしいと思うばかりだった。

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