王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

トランプ氏、再び無罪に弾劾裁判で上院評決

2021-02-14 10:47:09 | 雲の上団虎郎一座
昨日13日(現地時間)トランプ前大統領に対する弾劾裁判で、上院は”1月6日の議会襲撃事件を先導した罪に問われたトランプ氏に対し無罪評決を下しました”
陪審員役を務める上院議員100人による投票結果は有罪57票、無罪43票で有罪票はスーパーマジョリティ(3分の2以上)に届きませんでした。この記事には共和党の7人が誰なのか言及が有りませんが追って寅さんファンの投稿から名前がわかってくるでしょう。(追記:前回の6人にノースカロライナ州のリチャード・バー上院議員が加わりました)。いつもの五人とは弾劾裁判前に「憲法違反だ」とここをクリック⇒1月26日、ランド・ポール共和党上院議員が訴えた件で否定(違反でないとした)共和党上院議員5人とここをクリック⇒弾劾裁判でトランプ前大統領を有罪だと投票した上院議員6名は26日より一人増えしかもその名前は26日とは知っている方もいましたが変わっていた方の記憶が有ります。そんなことから有罪投票は10人位が日和るのでないか?と思っていました。しかしトランプ前大統領抜きの共和党に不安もあるのかマコーネル氏を初め何人かは慎重な態度を取ったようです。

裁判開始の日から「長くは時間を掛けない」との合意が民主党と共和党の間であったようですから無理筋なのは見え見えだったのでしょう? しかも9日開始で13日には結論が出ました。
さてこの後  censure  (問責決議)まで民主党がやるかどうか? 無理筋の話が残っています。トランプ前大統領も「弾劾無罪」を勝ち取りましたから、この後は一市民と前大統領の立場と両方で censure   になれば強烈な反撃をするでしょね。そのあたりはもう少し事態の推移を見たいと思います。

 写真:
米ホワイトハウス近くの広場で支持者に向け演説するドナルド・トランプ大統領(当時、2021年1月6日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

AFP:
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ前米大統領に対し行われた2度目の弾劾裁判で、上院は13日、先月6日の議会襲撃事件を扇動した罪に問われたトランプ氏に対し、無罪評決を下した。トランプ氏は前回の弾劾裁判でも無罪となっていた。
 陪審役を務める上院議員100人による投票結果は有罪57票、無罪43票で、有罪票は有罪評決に必要な3分の2に届かなかった。共和党からは7議員が造反し、民主党議員らと共に有罪票を投じた。
 今月9日に始まった5日間の弾劾裁判で民主党は、先月6日の議会襲撃の衝撃的な動画も使って、トランプ氏は権力にしがみつくため大統領就任時の宣誓に背き、自らの支持者を扇動して議会を襲撃させたと主張した。
 投票では事前の予想通り大半の共和党議員が無罪票を投じ、トランプ氏が共和党に影響力を持ち続けていることが示された。しかし、共和党から7人の造反者が出たことで、米史上最も超党派的な弾劾裁判になった。
 先月20日の大統領退任後、フロリダ州にある自身の高級リゾート施設にいるトランプ氏は無罪評決を歓迎し、自身への弾劾裁判を「わが国史上最大の魔女狩り」と非難した。
 米史上初めて2度の弾劾裁判を受けたという不名誉にもかかわらずトランプ氏は、「米国を再び偉大にする歴史的、愛国的で素晴らしい運動は始まったばかりだ」とする声明を発表。「やらなければならない仕事は山ほどある。われわれはもうすぐ明るく輝かしい無限の米国の未来のためのビジョンを持って現れるだろう」として、政治活動を続けることを示唆した。
 先月6日の米議会襲撃から1週間後の先月13日、下院はトランプ氏を弾劾訴追する決議案を可決。民主党は、昨年11月の大統領選後の2か月間、選挙に不正があったという根拠のない主張を執拗(しつよう)に繰り返し、支持者による議会襲撃を扇動してジョー・バイデン氏当選の正式認定を妨害しようとしたトランプ氏の行動が弾劾に値するのは明白だと主張した。
 弾劾裁判で弁護側は、上院はすでに大統領を退任した人物を裁く憲法上の権限を持たないと主張。多くの共和党上院議員がこれを支持した。このほか、トランプ氏が議会襲撃前の集会で支持者らに「死に物狂いで闘え」と言ったのは修辞的な表現にすぎないとも主張した。
 共和党のミッチ・マコネル上院院内総務は、弁護側の主張に従って無罪票を投じたが、それでもトランプ氏に議会襲撃を引き起こした責任があると考えている。
 弾劾投票後、マコネル氏は上院で、「トランプ大統領にあの日の出来事を引き起こしたことへの実質的および道義的な責任があることに疑問の余地はない。まったくない」と述べた。
 マコネル氏は、「トランプ大統領は今も、在任中のあらゆる行為について法的な責任を負うべき立場にある」として、議会でトランプ氏を罰する手段は尽きたものの、米国の司法制度ではまだそうなっていないと指摘。「彼はまだ何の罰からも逃れていない」と述べた。 【翻訳編集】AFPBB News

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