11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。ここをクリック⇒前日比220ドル30セント(0.6%)高の3万5484ドル97セントで終え、連日で過去最高値を更新した。
11日朝発表した7月のの米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、過度なインフレ懸念が和らいだ。米連邦準備理事会(FRB)が早期にテーパリング(量的緩和の縮小)に動くとの見方が後退し、株の買い安心感が広がった。前日1兆ドルのインフラ投資法案が議会上院で可決された事で上げたダウ平均がさらに過去最高値を更新したと有ります。米国の事情ですが、間もなく始まる東京の日経平均はNYダウに連れ高でしょうか? 何だか怖い気がします。
写真:11日 NYダウ平均の株価ボード
日経新聞:
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。前日比220ドル30セント(0.6%)高の3万5484ドル97セントで終え、連日で過去最高値を更新した。
11日朝発表の7月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、過度なインフレ懸念が和らいだ。米連邦準備理事会(FRB)が早期にテーパリング(量的緩和の縮小)に動くとの見方が後退し、株の買い安心感が広がった。
CPIで食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比4.3%上昇と、市場予想(4.4%上昇)を下回った。前月比は0.3%上昇と6月(0.9%上昇)から大きく低下し、市場予想(0.4%上昇)も下回った。これを受け、米長期金利は一時前日比0.05%低い1.30%を付けた。
10日には超党派で1兆ドルのインフラ投資法案が議会上院で可決された。道路や電力網、高速インターネット設備への投資が進むと受け止められ、10日に続き資本財や素材株が買われた。建機のキャタピラーは4%高。化学のダウも2%高だった。2度の墜落事故を起こした主力小型機「737MAX」について、中国で試験飛行を実施したと伝わった航空機のボーイングも高い。
「投資家は成長株から割安株に資金を移し始めている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)という。ゴールドマン・サックスなど金融株も高い。ホーム・デポなど小売株も堅調だった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落した。前日比22.952ポイント(0.2%)安の1万4765.135で終えた。
(以下省略)
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