解説をよく読むとコロナワクチンの実施を受けて経済再生に堅いが掛かる一方利益確定売りも出て上値は重かった様です。いよいよ書く椿井期待でなく実効が期待されます。
日経新聞:
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比59ドル87セント(0.2%)高の2万9883ドル79セントで終えた。
新型コロナウイルスのワクチン実用化が世界経済の正常化を後押しするとの見方から景気敏感株が買われた。追加の経済対策を巡る与野党協議が進展するとの期待も相場を支えた。
英政府は2日、米製薬ファイザーなどが開発する新型コロナワクチンの使用を承認したと発表した。米国ではニューヨーク州のクオモ知事が2日、ファイザーのワクチンが承認された場合、15日には17万人分以上を受け取ると発表した。ワクチン普及が順調に進むとの見方が強まり、航空機のボーイングや石油のシェブロン、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど景気敏感株に買いが入った。
追加の経済対策について民主党のペロシ下院議長が2日、共和党のマコネル院内総務に対し、1日に米民主・共和両党の超党派議員が発表した約9000億ドル規模の案をたたき台として議論を始めるよう要請したと伝わった。ペロシ氏とムニューシン米財務長官が1日に交渉を再開したとも報じられ、協議進展期待も投資家心理を支えた。
主要株価指数は過去最高値圏にあることから利益確定売りが先行し、朝方にダウ平均は200ドル超下げる場面があった。ソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株の一角が下げ、相場の上値を抑えた。1日夕にビジネス対話アプリのスラック・テクノロジーズを買収すると発表した顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムは大幅安となり、指数の重荷となった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反落し、前日比5.740ポイント安の1万2349.366で終えた。
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