王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

オバマ大統領 ノーベル平和賞 受賞式演説

2009-12-11 08:15:12 | 海外
米大統領がノーベル平和賞受賞、武力行使の正当性を主張(トムソンロイター) - goo ニュース

朝7時のTVニュースを見ていたらオバマ大統領が「ノーベル平和賞の授賞式」で演説をし、その際「武力行使の正当性」を訴える言葉があったと報道していました。

米国の大統領は行政府の長で同時に3軍の長ですから「武力行使の正当性」を主張し機会が有れば世論に訴えるのは当然でしょう。
現にアフガンに米兵の増派3万人とNATO他から1万人を検討している最中ですからね。

よく考えると今年の「ノーベル平和賞」はプラハでの「核廃絶の世を訴える演説」が評価されたので
非暴力とかイラクの平和撤退とかアフガンの停戦等などを実現した訳ではありません

爺の様な素人でも10月10日のブログで「アフガン増派を検討している三軍の長に平和賞?!とは」と指摘したのですがね。

当面の結果を見ると「ノーベル平和賞の選考委員会が人選を誤った」という事とオバマ大統領が「ノーベル平和賞の受賞式の演説」で武力行使の正当性を訴えるならアフガン和平まで1-2年受賞を謝絶する位の政治的演技をした方が良かったと思いました。

オバマ大統領は「ノーベル平和賞」に相応しい人になれるでしょうか?
ここ2年半の行動は注目に値します。


トムソンロイター:
[オスロ 10日 ロイター] オバマ米大統領は10日、当地で開かれたノーベル平和賞授賞式に出席し、同賞を受賞した。大統領は「戦時大統領」の受賞をめぐり議論があることに触れた上で、米国を守るために行動する権利を留保すると述べた。

 受賞演説で、武力行使は人道主義的理由に基づく場合など正当化されることもあるとし、武装組織アルカイダに対しては交渉は武力放棄につながらないと指摘した。

 また、国際法を順守しない国に対し「実質的な代償を強いる」厳しい措置が必要と主張した。核問題をめぐって欧米と対立するイランと北朝鮮について、交渉引き延ばしなどの外交戦術に触れ、国際社会とゲームすることは許されないと述べた。
(引用終わり)



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1 コメント

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オバマバッジ (ボバッチ)
2009-12-11 09:21:14
批判はあっても
希望を託して
ボバッチでオバマバッジ
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