昨日5日朝、横浜港で新型コロナウイルス肺炎に「豪華船ダイアモンド・プリンセスの乗員乗客の10人が感染」とTVで報じている頃、白いテロップで割り込みが有り「逗子市でがけ崩れ若い女性が生き埋め」と報じられました。
その後の報道では、現場は逗子市池子の市道付近の斜面で若い娘さんから高校生と具体的になり、やがて彼女の死亡が報じられました。
又、早い段階での報道では、娘さんのほかに男性が巻き込まれたのでないか?とバスのドライブレコーダーを参考に探している報道も有りました。
今朝の他のメディアの記事も探しましたが、男性の巻き添えは無く、犠牲者は高校生の娘さんに限られた様です。
謹んでご冥福をお祈りします。 合掌
新型コロナウイルスによる肺炎の感染やそれに巻き込まれて14日の一時停留とか人生の運不運みたいなものを痛切に感じていた折ですから、娘さんを襲った不条理に言葉も有りません。
現場の様子をアップで見るとこんな様子です。(FNN Prime より)
下を通る市道の数メートル上までは擁壁がありますが、その上の部分が崖の頂部(つまりマンションの土台部分)から崩れたように見えます。
このマンションだって、早急に手入れをしないと基礎部分から道路側にひびが入るか、最悪滑り出しそうですよ!
のり面は民有地だそうで、この事故の責任は誰にあるんですかね?
悩ましい問題です。
改めてご冥福をお祈りします。 合掌
写真:逗子市の崖が崩れた現場
毎日新聞:
5日午前8時ごろ、神奈川県逗子市池子の市道付近で、通行人から「土砂が崩れて人が埋まっていそうだ」との119番があった。市道の脇にある斜面が崩落しており、通りかかった女性が下敷きになった。逗子市消防本部によると、女性は約20分後に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
亡くなった女性は18歳とみられ、神奈川県警が身元確認をしている。消防本部などによると、斜面は幅13メートル前後にわたって崩落しており、歩道を歩いていた女性が下敷きになった。捜索の結果、女性以外に巻き込まれた人はいなかった。
逗子市都市整備課によると、崩れた斜面は民有地で、その上にマンションが建っている。周辺は都道府県が指定する土砂災害警戒区域(イエローゾーン)だった。道路を管理する同課には、斜面が崩れる前兆の通報などはなかったといい、市は斜面の管理状況や崩落した原因を調べる。
神奈川県によると、イエローゾーンは「土砂災害が発生した場合、住民等の生命・身体に危害が生ずるおそれのあると認められた土地の区域」で市町村による警戒避難体制の整備が義務付けられるという。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます