王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米海軍 ミサイルでシリア基地を攻撃 !!

2017-04-08 09:56:49 | 米国(トランプ)関連
米軍のミサイル攻撃で空軍基地に被害―シリア軍関係筋=国営TV

昨日7日昼TVのニュースショーを見ていたらちょうどこの日の未明行われた米中首脳会談の夕食会か何かの場面が映りました。 トランプ大統領が「我々は長い事話し合ったが何一つ成果が出ていない」と恐ろしく率直なコメントを報道陣にしていました。

それでも彼から習主席の手を取って握手するポーズをとると習氏も(無理やり笑顔をを作って)応じました。
夕刻のニュースではその写真が大統領のコメントなしでマスコミの登場しています。

さてその昼の米中首脳会談の速報途中、米国がシリアをミサイル攻撃したと速報が流れました。
当然シリアが4日に反政府側を毒ガスを使って攻撃したことに対する厳重な警告だろうと思いました。
習主席は会談中その話は耳打ちかはっきりか分かりませんが知らされたいたでしょう!
米国はロシアの事前通告したと言ってますから習氏も知っていたかも知れません。
その後米中首脳会議は前日の握手の写真のみで「成果はないけど友人関係を構築した」と表向き成果のなかった事を明らかにしました。

さて1夜明けシリアへのミサイル攻撃は空軍基地に対するものとわかりました。
コンクリート製の掩体濠の中が黒焦げだったり濠の天井に着弾の跡がある写真が公開されています。

国連ではロシアが国際法違反と非難すれば米国は「一線を越えた」とシリアを非難の応酬です。
安倍首相は米国のシリアへのミサイル攻撃を支持すると言い切りました。
まあ北朝鮮の核開発とミサイル発射それともっと安価で簡便な毒ガス使用の可能性を考えると「支持せざるを得ない」
でしょうね。

昨秋以降米ロ協調の動きでシリア問題はアサド政権存続でまずISをせん滅するとの大方針は修正せざるを得なくなりました。
米国のトランプ政権が軍事的にも“行動する”となると紛争地での政治的読みも難しくなりそうです。
陸上兵力が上陸なんて事はないでしょうが「ひりひり」しますね。
注目しましょう。


写真:ロイター

[ベイルート 7日 ロイター] - シリア軍関係筋は、米軍のミサイルによる空軍基地への攻撃を受けて「被害」が出ていることを明らかにした。

国営テレビはニュース速報で、関係筋が「中央部にある空軍基地1カ所が本日、米国によるミサイル攻撃を受け、被害が出た」と述べたことを報じた。

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