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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

警察官 威嚇無しの発砲は違法

2009-05-28 12:59:38 | 社会
警察官の威嚇なしの発砲は違法 横浜地裁、被害者に後遺症(共同通信) - goo ニュース

もしこれで裁判が確定してしまえば「悪党に1千万円余県税を使う事になります」

警察も控訴を検討しているようですが。
まあ昔の刑法の解釈と相場で考えれば「威嚇無しの発砲は違法」なのでしょう。
別の報道では「パトカーの職務質問」を振り切り信号無視を繰り返しパトカーに4回ほど車をぶつけ脱出を図ったようです。
拳銃を構えて警告する巡査に車をぶつけてきたので発砲となっています。
既に警告或いは威嚇(射撃)の段階は過ぎていたのでしょう。

大雑把に言うと「こんな局面にも平和憲法第9条の専守防衛思想」が染み付いているのです。
もし「警察官の拳銃の取り扱いに過剰な制限があるなら法律上改正すべきでしょうし当面は控訴審で正当性を訴えなければいけません」
神奈川県警も裏金とかポカ操作とか何かと問題が多い田舎(都会に有るけど)警察ですが「悪人相手に命がけの場面もありますから頑張って欲しいと思います」

パトカーはテープに予め警告を吹き込んでおき「警告する。前を行く車、止まらなければ発砲する」とか適切な文句を繰り返し流して追いかけるのは有効だろうしもっと取り敢えずはマイクで「警告する。抵抗すれば発砲する」と放送してからパトカーを降りる事でしょうね。
第一線のお巡りさん。 めげないで頑張ってください。


共同通信:
職務質問を免れようと逃げる際、神奈川県警の警察官の発砲で銃弾が命中し後遺症を負った横浜市の男性(31)が、県に約8080万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で横浜地裁は27日、「発砲前に威嚇射撃すべきだった」として、警官の過失を一部認め、約1150万円の支払いを命じた。裁判官は判決理由で「威嚇射撃で抵抗や逃走を断念させることは十分可能だった」と述べ、違法な職務執行だったと指摘。(引用終わり)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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複雑 (落ちこぼれ)
2009-05-28 20:30:21
何だか微妙な感じですね。
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何とも微妙ですね (浜の偏屈爺)
2009-05-29 09:29:31
落ちこぼれ様 お早う御座います
お立ち寄りとコメント有難う御座いました。
何か納得が行かない話ですね。
威嚇(射撃)、恐らく空に一発打つとかしたら正当だというのでしょうかね。威嚇をしている間に襲われて警官が死傷してもこれは「正当な職務執行であり真に警官はお気の毒」でしょうか? こんなヘマは世間は許さないでしょう。爺だって「お巡りさん 何やってんだ?」と怒ります。 
裁判官は判じた責任を問われないから幸せですよね。
実に微妙な気分です
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