5日の米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均は、ここをクリック⇒前日比167ドル71セント(0.6%)高の3万0391ドル60セントで終えた。堅調な米経済指標を受け、前日に下げが目立った景気敏感株を中心に押し目買いが入った。
昨日は利益確定売りやジョージア州上院選挙に対する政治事情に警戒感が重なり382ドル下げました。今日は押し願いが入りましたが、ジョージアの選挙の最中で上値は重かったようです。
日経新聞:
5日の米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均は前日比167ドル71セント(0.6%)高の3万0391ドル60セントで終えた。堅調な米経済指標を受け、前日に下げが目立った景気敏感株を中心に押し目買いが入った。
5日発表の12月の米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数が60.7と11月(57.5)から改善した。市場予想も上回り、米景気の下振れ懸念が和らいだ。新型コロナウイルスワクチンの普及を受けた経済活動の回復を織り込むかたちで、景気敏感株を買う動きもあった。
ダウ平均は280ドルあまり上昇する場面があった。前日に5%強下げた航空機のボーイングが大幅反発。運航再開した主力小型機「737MAX」の出荷が順調だと伝わったことも買い材料となった。米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が昨年2月以来となる1バレル50ドル台を一時回復し、シェブロンなど石油株も買われた。長期金利上昇を受けて金融株も高い。
5日に投票日を迎えたジョージア州の上院決選投票の直前の世論調査で、共和党候補が盛り返したことが買いを誘っているとの声もあった。共和党は争う2議席のうち1議席を取れば過半数を維持でき、バイデン次期大統領が掲げる増税や規制強化などの実現が難しくなると期待された。ただ、引けにかけては上院選の結果を見極めたいとの様子見ムードが次第に強まり、やや上値が重くなった。
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