今日24日安倍首相は大叔父に当たる佐藤栄作元首相を抜いて歴代最長の29799日になったとマスコミ各紙は報じています。
同時に17日に定期健康診断を受けた後、偶然でしょうが今日24日の午前中慶応病院を訪れる調整に入ったと別記事が報じています。
病状は秘匿されていますが、仮に潰瘍性大腸炎の後遺症か再発とすれば、簡単に治るような病気ではない気がします。
他紙か自民党総裁の任期はあと1年です。これから引退へのレガシー(遺産)作りに入るとして、米中の摩擦が本格化するこれからの1年で美しいレガシーが簡単にできるとも思えません」。
それはさておき、新型コロナウイルスの抑制と経済活動再開は待ったなしですし、米中の摩擦の結果、中国からの物資の調達、香港に絡む金融制裁などの余波などいろいろ起きそうな気がします。
そんな折ですから、しっかり専門医の意見を聞いて今後の身の振り方を考えてください。 お願いします。100%元気でも頭を抱えそうな国際関係ですからね?! もう一度お願いします。 しっかり考えてください!!
写真:自身の健康状態について記者団の質問に答える安倍晋三首相=首相官邸で2020年8月19日午後1時21分、 (毎日新聞)
西日本新聞:
「経済は立て直した面も」
安倍晋三首相の連続在職日数が24日、大叔父の佐藤栄作を抜いて歴代最長の2799日となった。長期政権の盤石さは増すはずだが、健康不安説から退陣論もくすぶる。とはいえ、今の野党に政権を取って代わるほどの力はない、というのも市民の実感。「単独1位」という言葉ほどの輝きは見えない。
アベノミクス、アベノマスク…。首相主導の政策はアベノを添えて報じられ、耳目を集めた。
デフレ脱却を目指した、とされる経済政策「アベノミクス」。福岡県行橋市の不動産業の男性(49)は「コロナ流行で状況は一変したが、経済は立て直した」と肯定的に受け止める。
一方、「景気が良かった実感はまったくない」と一蹴するのは福岡市でアイリッシュパブを経営する男性(44)。特に賛同できないのが、ここ最近のコロナ禍での対応。持続化給付金などを巡る判断が遅いと感じる。「自粛を求めるならスピーディーに対応してほしかった」と批判的だ。
「体調が許すならもっと頑張って」。福岡市の保育補助の女性パート従業員(63)は「続投」を望む。孫が4人。これまでの施策では幼児教育・保育や高等教育の無償化を評価。消費税率は8%、10%と引き上げられたが、「将来のための仕事」と納得済みだ。
「長期で政治がなあなあ」
離合集散する野党を尻目に国政選挙を制してきた首相。市民からは「野党がふがいない」「政治がなあなあになっている」との指摘もある。長期政権が続いたこの間、特定秘密保護法や集団的自衛権の一部行使を認める安全保障関連法も成立。ただ、国会審議で反対を押し切る姿勢が印象に残るという福岡市の自営業男性(36)には、首相の宿願とされる憲法改正は無理だと映る。「粘っても難しい。やめた方が良い」と手厳しい。
首相は7月の豪雨被害に遭った熊本県の被災地や避難所を視察した。人吉市の避難所で暮らす田中しをりさん(72)は「少し回ったくらいじゃ本当の被害は分からない。支援を強化してほしい」と注文した。
7年8カ月間の「安定」で国際的な知名度は向上。米大統領とも蜜月な関係を築く。
首相が肩を並べた佐藤元首相は沖縄返還を実現したが、今なお在日米軍専用施設は沖縄に集中。姉2人を沖縄戦で失った那覇市の女性(81)は「返還も真の本土復帰とは違った。安倍首相も『基地負担軽減に努める』と言ってるが実現していない」と2人を批判。評価はさまざまである。 (大坪拓也、小川祥平、高田佳典、中村太郎、川口史帆)
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