王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

25日 事故の海自ヘリ、訓練で「隠密」行動か 位置システム最初から使わず

2024-04-25 10:42:38 | 社会
20日に海自のヘリ2機が対潜訓練中、墜落して来たいと乗員が行方不明になりました。
浜爺は軍事に全く素人ですが「真夜中の事で電子機器を使用しないでどうやって潜水艦周辺に飛んでいる複数のヘリがお互いの位置を確認するのか?」と思いましたよ!
この朝日の記事によれば「
、事故機は当時、互いの情報を共有するシステムをあえて使用せずに飛行していたことが、政府関係者への取材でわかった」のだそうです。
こんな作戦を考えた海自の担当部署の高官は民会委でいえば「解雇処分」が適当でしょがね!!
佐官級パイロット2名、他ベテラン隊員が6名(まだ捜査中ですが)亡くなっている可能性が高いのです。また機材にしてもSH60kの量産型の機体の調達価格は(2022年8月時点で)81億円/1機と見込まれこれに電子機器の価格を加えれば現在では90億円を超えるのでないかと思われます。
もう一度書いておきます。「所属機の部隊長は、この作戦を聞いて”よほど無理をしなければ達成は難しい”」くらいの事は考えなかったのですかね?
海自の部隊の高官も「何かがあれば腹筋と腕立て伏せの回数」的な反応をするのでは、近代戦は戦えません。まだフライトレコーダーの分析中の様ですから腹を立てるのはここまでとしておきます。

写真:対潜哨戒ヘリの訓練のイメージ 

朝日新聞デジタル:
伊豆諸島東方の太平洋で海自ヘリ2機が墜落した事故で、事故機は当時、互いの情報を共有するシステムをあえて使用せずに飛行していたことが、政府関係者への取材でわかった。「隠密」で敵潜水艦を追尾する想定で、電波の発信をほぼ遮断して行う難易度が高い訓練の中で事故が起きた可能性がある。
 システムは「僚機間リンク」と呼ばれ、複数の哨戒ヘリが接続して通信し、標的の情報や互いの位置情報などを共有できる。異常接近したときには警報音も鳴る。
 政府関係者によると、今回の訓練は、敵の潜水艦に察知されずに追尾する想定で行われた。潜水艦は潜水中も海上にアンテナを伸ばせば通信電波を受信でき、ヘリの接近に気付く可能性があるため、事故機は護衛艦を発艦する時から僚機間リンクを切った状態で飛行していたという。
 また当時は、音波で探るソナーや、相手に気付かれずに使える磁気探知などを使って潜水艦を探していた可能性があるという。夜間、複雑な作業を目視とレーダーに頼って行っていたとみられる。
 ただ、僚機間リンクはあくまで作戦を補助するシステムで、安全装置は付随的な機能とされている。海自は「ミッションによってつなぐことも、つながないこともある」と説明しており、夜間に目視に頼って飛行すること自体はありえるという。ヘリには他にも異常接近時に警告するシステムがあるといい、正常に作動していたかなどを調べている。
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